Posts Tagged ‘糖尿病’

口は災いのもと

2013-10-27

口は災いのもと
口は災いのもと杏林大学内科学名誉教授の石川恭三さんが“60歳からの5つの健康習慣” という本を出しています。

ボケない、ふけない、一生元気な生活をおくるために『1日に1回は活字を読もう、10回笑おう、100回深呼吸しよう、1000字書こう、 10,000歩歩こう』を目標にすることをすすめています。
また内科医の立場から歯周病があると糖尿病が治りにくいことや動脈硬化を促進させたり、心筋梗塞を発症させたりするリスクがあることを指摘してい ます。

「歯周病は単なる口の中のトラブルにとどまらず、全身に悪影響を及ぼしているのは間違いないので、歯周病の予防と治療は高齢になってもきちんと行 う必要があります。最近、歯科の診療を受けていない人はぜひ受診して下さい」と内科の先生である石川さんが言っているのです。

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危険な口の中のトラブル

2013-06-30

危険な口の中のトラブル
危険な口の中のトラブル2013年夏号の “みんなの家庭医学” の特集のひとつに、口の中の病に注意!というのがありました。
危険な口の中のトラブルとして4つがとりあげられています。

1つ目は、歯周病で、歯周病と糖尿病は、相互に悪影響を与えて病状が悪化していくと考えられていると書かれていました。歯周病の治療を行っても症 状の改善が見られない場合は糖尿病の検査をすすめています。
2つ目は、過度のストレスや薬の副作用などで自律神経が乱れて唾液の分泌に異常が生じ、唾液量が著しく低下するドライマウスです。食生活を見直し て、咀嚼回数を増やし、唾液腺を刺激することが日常的にできる改善策だと紹介されていました。
3つ目は、この30年間で患者数が約3倍以上に増加している舌がんでした。増加の一因として注目されているのが “悪い歯並び” だそうです。
最後の4つ目は、2週間以上たっても治らない、病変がいつもより大きい、形や色がいつもとは異なる口内炎です。体のどこかの病気が口内炎として発 生する可能性があるので、日頃から口腔内のチェックを習慣化しましょうと書かれていました。

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長生きを楽しむ

2013-04-20

長生きを楽しむ
長生きを楽しむ101歳にしてしなやかに活躍中の聖路加国際病院理事長の日野原重明先生が元気の秘訣を本に書かれています。
本のタイトルは、“長寿の道しるべ”で中央公論新社から2013年3月25日に出版されました。

その本の中で日野原先生は、日本人の死因第3位におどり出た肺炎を予防するために、高齢者はとくに口を清潔に保つことが大切だと言っています。
それは口腔内で繁殖した病原性の強い細菌を唾液と一緒に飲み込むことによっても肺炎が発生してしまうからです。
寝たきりになると免疫機能が低下しているため、肺炎菌に対しての抵抗力も下がっているので注意が必要です。他にも日野原先生は、国民病ともいわれ る糖尿病の6番目の合併症である歯周病治療の大切さや口から食べることの大切さをしっかりと書かれていて、内科医である日野原先生の口腔ケアに対 する深い認識に驚かされます。

「衛生」という言葉には「生をまもる」という深い意味があるという文章に出会える本です。

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歯周病と糖尿病

2013-03-14

歯周病と糖尿病
歯周病と糖尿病週刊文春の2013年3月14日号に、テレビキャスターの草野仁さんと日本歯科医師会の大久保会長の対談が載りました。

歯の本数というのは、健康で長生きをするということと、とても深い関係にありますが、69歳の草野さんは、一本も自分の歯が欠けていないそうで す。
定期的に歯科医院でチェックしているそんな草野さんでさえ、最近、歯周病が生活習慣病とも関係があると聞いて驚いたと語っています。

歯周病があると糖尿病のコントロールが難しいということが最近わかってきていて、いま糖尿病の患者さんは、専門医と歯科医が両方で診る場合が、少 しずつ増えてきているという大久保会長の発言に草野さんはさらに驚いて、以前は歯医者さんとお医者さんは全く別の分野だと思われていましたけれど も、今では一緒になりつつあるんですねと感想を述べていました。

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口臭の原因と対策

2013-02-02

口臭の原因と対策
口臭の原因と対策唾液は食べ物を湿らせて飲み込みやすくしたり、消化を助けたりするほか、口の中をきれいにする働きもあります。その唾液が少なくなる寝ている間 や空腹時に、誰にでも起こりえる生理的口臭よりやっかいなのが、においが常態化する病的口臭だという記事が2013年2月2日の日経新聞に載って いました。

病的口臭の主な原因は歯周病や舌苔(ぜったい)です。歯周病を引き起こす歯周病菌には、たんぱく質を分解して口臭の原因物質を発生させる酵素が含 まれるので、ていねいに口の中を掃除したり、優しく舌の表面を掃除した方がいいと書かれていました。

口臭発生の原因は大半が口内にあるが、副鼻腔炎や糖尿病など別の病気に起因する場合もあり、あなどれないとも書かれています。

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唾液は天然の抗菌薬

2013-01-28

唾液は天然の抗菌薬
唾液は天然の抗菌薬日経ヘルス2013年2月号(2013年1月2日発行)に、口腔環境の悪化は、歯周病や虫歯のリスクを高めるだけでなく、全身の不調や病気の原 因にもなるので、口の中の細菌数は健康のバロメーターだという記事が載りました。

歯周病の原因となる口腔内の「悪玉菌」が出す毒素は全身を駆け巡り、慢性的な炎症を引き起こして糖尿病や動脈硬化の原因になったり、悪玉菌優勢の 口の中では、肺炎を起こしやすくなると書かれていました。
十分な唾液があれば悪玉菌の増加が抑えられ、病原菌に対抗する免疫機能もあるので、唾液は天然の抗菌薬ともいわれているそうです。

そんな大事な唾液が、生活習慣の乱れやストレスによって、出にくくなってしまう。自律神経でコントロールされている唾液の分泌を促すには、リラッ クスできる時間を持つことも大切ですとトヨタ記念病院の歯科口腔科の牧野真也先生は語っています。
お口の中の細菌数はケアの指針です。

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コーヒーにシミ防止の効果

2012-11-22

コーヒーにシミ防止の効果
コーヒーにシミ防止の効果2012年11月22日の毎日新聞に、コーヒーには、肌のシミ防止や糖尿病の発症予防などに一定の効果があることが分かってきたという記事が載 りました。
コーヒーの摂取量とシミとの関係を調べたのは、お茶の水女子大大学院教授の近藤和雄先生です。

活性酸素の作用を抑えて肌のシミを防止するには、抗酸化物質を摂取することも有効で、代表的な抗酸化食品がポリフェノ−ルです。近藤先生らは、首 都圏の女性109人の食事を調べ、どの食品からどの位のポリフェノールを取っているかも調べたところ、約8割は飲料からポリフェノールを取ってお り、全摂取量の約半分がコーヒーからだったそうです。
また男性自衛官4700人を対象に九州大学医学部の古野教授らが行った調査では、1日に1〜2杯飲むだけでも2型糖尿病の発症率が下がり、5杯以 上飲む人は、飲まない人に比べて約4割も低かったそうです。
カフェインのとり過ぎに注意して、コーヒーを楽しんで下さい。

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しっかりよく噛んで、快適な生活を送りませんか?

2012-09-26

しっかりよく噛んで、快適な生活を送りませんか?
しっかりよく噛んで、快適な生活を送りませんか?ビッグコミックオリジナル2012年10月5日号に歯周病と糖尿病との関係をテーマにしたコミックが載りました。コミック名は「ひよっこ料理 人」です。

子ども料理教室を舞台に作り手の視点から食を捉えた新感覚料理コミックなのですが、メタボとお口のことが実にわかりやすく描かれていました。

「現代は、口に入る前の栄養学が主流だが、口に入った後の栄養学という発想が抜けているんだ」というセリフが、コミックの中にありますが、中途半 端な専門書より、ずっと核心をついた名セリフです。一読に値します。

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全身に広がる悪影響

2012-05-20

全身に広がる悪影響
全身に広がる悪影響2012年6月号のNHKテレビテキスト・きょうの健康で「実はこわい歯周病 徹底対策」が特集されました。

歯周病で増えた歯周病菌や炎症物質が血液に入り込んで動脈硬化や糖尿病、早産・低体重児出産に影響を及ぼしたり、また歯周病菌や炎症物質が、口の 中で唾液に混じり、それが誤って気管に入ると、気管支の粘膜が炎症を起こして、気管支炎や肺炎になることがあるので注意が必要だと書かれていまし た。
歯周病は歯を失うもっとも多い原因です。

香川県で行われた歯以外の全身の病気に関する治療費の調査では、残っている歯の本数が少ない人ほど、治療費が多いことが分かったそうです。
歯周病の予防と早期発見・早期治療は、家計の悪化も予防します。


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肥満や動脈硬化予防に食物繊維が効果

2012-04-30

肥満や動脈硬化予防に食物繊維が効果
肥満や動脈硬化予防に食物繊維が効果2012年4月29日の日本経済新聞に、食物繊維が肥満や動脈硬化の予防に効果的であるという記事が載りました。

日本食物繊維学会理事長の奥恒行・長崎県立大学名誉教授は、「食物繊維を多く含む料理は、食事中の満腹感が出やすく、食物中のコレステロールの吸 収を抑える働きがあるので、肥満や糖尿病、動脈硬化の予防に役立つ」と述べています。
日本人の食物繊維の摂取量は近年減っており、その為に大腸がんや動脈硬化に罹る人が増加しているそうです。
一日の摂取量の目標は20グラムですが、充分に摂取できない時は、食物繊維入りの清涼飲料などで補うこともできます。

ただし、京都府立医科大学の石川秀樹特任教授は、
ご自身の研究や、米国・欧州での試験でも、食物繊維入りのサプリメントを食べると腺腫の発生を促すという結果が出ているので、サプリメントに頼ら ず、野菜など色々な栄養成分と一緒にとるべきだと話されています。

肌だけ若く見せても、口の中が歯周病だったら、それは本当の意味のアンチエイジングではないので、全身と口腔をトータルで考えてほしいと言ってい ます。


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