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夏に発症増える脳梗塞
2018年6月23日の日経新聞が、梅雨時から8月にかけての夏に発症する人が増える脳梗塞についての記事を載せていました。脳梗塞とは脳の血管に血栓(血液の塊)が詰まり、血流が途絶えることで、脳の組織が死んでいく病気です。原因によって3つの型に大別されるそうです。
1つ目は、脳の太い血管から枝分かれした細い血管が詰まる「ラクナ梗塞」。
2つ目は、頸動脈や脳の太い血管に血栓ができて詰まる「アテローム血栓性脳梗塞」。
3つ目は、心臓にできた血栓が血流に乗って脳に運ばれ、太い血管を詰まらせる「心原性脳塞栓症」。
とりわけ夏に発症しやすいのが、ラクナ梗塞とアテローム血栓性脳梗塞だと書いてありました。
東海大学医学部神経内科学の滝沢俊也教授は「6月から増え始めて8月に最も多くなるので、今から注意してほしい」と話しています。夏に脳梗塞が増える大きな原因は脱水です。暑さでたくさんの汗をかくと、血液中の水分量が不足し、粘り気のあるドロドロとした状態になって、血栓ができやすくなります。
夏の脳梗塞を防ぐには、こまめな水分補給が大切です。特に高齢者はのどの渇きを感じにくく、脱水状態に陥りやすくなります。
夜間のトイレを避けようと、水分摂取を控える傾向もありますが、夏は日中はもちろん、就寝中にも汗をかくので、寝る前や起床後にも水分を取る習慣をつけて下さいと書いてありました。
「ビールなどのアルコールには発汗作用や利尿作用があるので、飲酒後は必ず水分を取ることが大切」と滝沢教授は助言しています。
また、山王病院・山王メディカルセンター脳血管センターの内山真一郎センター長と滝沢教授は、脳梗塞の兆しとして「FASTを覚えておくといい」と、いっています。顔の片側が下がってゆがむ、片方の腕に力が入らない、言葉のろれつが回らないといった症状が1つでも見られたら、一刻も早く救急車を呼ぶ。
脳梗塞は発症から時間がたつほど、半身のまひや言語障害などの重篤な後遺症を残しやすく、命を落とすこともあります。
しかし、4・5時間以内に血栓を溶かす治療や、8時間以内に血栓を機械的に取り除く治療ができれば、症状が改善する可能性もあります。
少しでも疑わしい脳梗塞の症状があれば、ためらわずに救急車を呼ぶことが重要だと記事の最後に書かれていました。
配信 Willmake143
粗食に注意
「主食」 「主菜」 「副菜」 「牛乳・乳製品」 「果物」 をバランスよく食べている高齢者はわずか13%という実態が、65〜84歳の908人を対象に行った全国農業協同組合中央会(JA全中)の 「高齢者の食事」 調査で浮き彫りになったのは、2011年4月でした。
食べる量が減って、必要な栄養が足りない状態の 「低栄養」 をテーマにした記事が新聞に2つ載りました。一つは、「粗食に注意 しっかり食べて」 と題した2014年7月1日の朝日新聞の記事です。
東京都健康長寿医療センター研究所の新開省二・研究部長らの調査では、低栄養になっていると、男女とも死亡リスクが、低栄養ではない人と比べて最 大1.6倍程度上がったそうです。
その理由を新開さんは 「血管の壁がもろくなるタイプの脳梗塞や心筋梗塞が増える。筋肉が減って転びやすくなり、認知機能も下がる」 と説明しています。
また名古屋大学の葛谷雅文教授(老年科学)は低栄養がもたらす影響について 「免疫機能が低下し感染症になりやすく、傷はなおりにくくなる。呼吸機能が下がり、疲れやすくなる」と語っています。
葛谷さんによれば、低栄養になる原因には薬の副作用による食欲低下、かむ力やのみ込む力の衰えなどのほかに、太っていないのに「自分は太ってい る」という間違った思い込みがあるそうです。
そこで、もう一つの2014年7月18日の毎日新聞の記事で、高齢者の単身世帯や老夫婦の食卓は炭水化物中心に偏りがちになるので、管理栄養士で 医学博士の本多京子さんが、魚の缶詰を上手に利用する方法を提案していました。
サバ、サンマ、サケの缶詰は、料理へのアレンジがしやすく、抗酸化作用や脳の働きを活発にするEPAやDHAがたっぷり含まれているので、常備し ておくと便利だと語っていました。
配信 Willmake143
歯周病は万病のもと
2013年11月9日の日経新聞に、『歯周病は万病のもと』と題した記事が載っていました。
自覚症状がほとんどなく、気づかないうちに進行する歯の病気「歯周病」は、放っておくと全身にさまざまな影響を及ぼすことがわかってきているの で、歯茎に違和感を覚えたら、まずは歯科医院を受診し、日ごろのケアの指導を受けることが大切だと書かれていました。
歯と歯茎の境目の溝のことを歯周ポケットといいますが、その中に歯周病菌が潜んでいます。
そして炎症を起こしたところから歯周病菌やその毒素が血流にのって運ばれるために全身へ影響を及ぼすのです。
歯周病に関係する病気として、高血圧や高脂血症、糖尿病、脳梗塞、心筋梗塞、骨粗しょう症などが挙げられています。こうした病気のリスクを抑える ためにも、早めの歯周病対策が大切で、歯科医院での定期チェックで歯周ポケットの中のプラーク(歯垢)や歯に付着した歯石を除去してもらうことを 記事の中ですすめていました。
配信 Willmake143
老化の原因物質AGE
2013年8月10日の朝日新聞が “元気のひけつ” の欄でアンチエイジングの敵AGEを取り上げていました。清涼飲料水や油で揚げたり焼いたりした食品を多く取ると「AGE」という老化の原因物質が体内で増えるそうです。
「AGEが体内にたまると、肌のシミやしわなど見た目だけでなく、血管に蓄積することで脳梗塞や心筋梗塞の原因にもなって、体内でも老化が進む」 と久留米大学の山岸昌一教授(糖尿病専門)が語っています。
また山王メディカルセンターの太田博明・女性医療センター長は「見た目の変化は、内面の老化と非常に関係が深く、AGEがたまると皮膚がたるむだ けでなく、骨がもろくなり骨粗鬆症のリスクも高まる」と指摘しています。
AGEを増やさないためには、ゆっくり食べる、野菜を先に食べる、丼ものなど単品の食事を避けることをすすめています。
山芋や納豆といったネバネバ系の食べ物やこんにゃくなどもいいそうです。
配信 Willmake143
えん下障害
NHKテレビテキスト・きょうの健康2013年8月号に、“えん下障害”のことが取り上げられていました。
食べ物や飲み物、唾液などを飲み込むと、口からのどを通って食道、胃へと送られます。
これを“えん下”といいますが、飲み込む過程のどこかに異常が生じ、うまく飲み込めなくなった状態のことを“えん下障害”と呼びます。
“えん下障害”の原因には脳梗塞やパーキンソン病などの病気や歯の問題があります。歯が抜けていたり、入れ歯が合わなかったりすると、食べ物をう まく咀嚼できなくなるので、えん下障害が生じやすくなります。
えん下障害あると、誤嚥性肺炎、窒息、低栄養、脱水、食べる楽しみの喪失が起こりやすくなるので、ものを食べる時の座る位置や角度、頭の傾きなど に気をつけたり、専用の器具で口の粘膜や舌、歯の汚れを取り除いたりして誤えんを防いでほしいと書かれていました。
配信 Willmake143
知らないと怖い食品と薬の食い合わせ
納豆、チーズ、スポーツ飲料など、ごく一般的な食品でも薬と一緒に食べたり、飲んだりすると、薬の効果を強めたり弱めたりして重大な結果を引き 起こしかねないという記事が、2013年3月23日の朝日新聞に載っていました。
脳梗塞や心筋梗塞の再発を防ぐための血液が固まらないようにする薬「ワーファリン」を飲んでいる80代の女性患者は、大の納豆好き。
お薬があまり効いていないことに気づいた先生が、何か食べていますかと女性に聞くと週2回だけなら大丈夫かと思って納豆を食べていると答えたそう です。
ワーファリンは、ビタミンKの働きを弱めることで血を固まりにくくする薬なので、ビタミンKの多い食材、納豆やクロレラ、青汁などをとるとせっか くの薬の効果が無くなってしまいます。
病気があるだけに、健康を維持したいという気持ちから、健康によさそうな食品をとりすぎて薬の効果を無くしてしまっては元も子もないので、そんな 場合は一度、専門家に相談してみましょうと記事には書かれていました。
配信 Willmake143
脂肪肝と歯周病の関係
飲み過ぎや食べ過ぎを重ねると、肝臓に中性脂肪が必要以上にたまる「脂肪肝」が起こりやすくなり、脂肪肝になると肝がんや脳梗塞、心筋梗塞など のリスクが高まると2013年1月18日の日経新聞夕刊で報じられました。
脂肪肝はアルコールが原因となるタイプと非アルコールタイプがあり、非アルコール性の脂肪肝は食べ過ぎや肥満などがきっかけで、お酒を全く飲まな い人や少ししか飲まない人もなるそうです。
アルコールなしで発症する肝炎のことをNASH(ナッシュ)といいますが、NASHも肝硬変や肝がんへと悪化することもある怖い病気で、NASH 予備軍は国内に約1000万人いると推定されています。
横浜市立大学の中島淳教授と大阪大学のグループによる研究によれば、歯周病のNASH患者10人に歯石を除去したり、抗生物質で歯茎の炎症を抑え たりして治療すると、3ヶ月後には肝機能の数値がほぼ正常になったとのことです。この研究に携った中島教授は「歯周病を治療すれば、脂肪肝の人が 肝炎に進行するのを抑えられる可能性がある」と語っています。
配信 Willmake143
新厄年
厄年とは、災厄を遠ざけて、幸せに長生きするために考えられた先人たちの知恵です。しかし、厄年は、現代人の実態に合っているのか?を問題意識にして、75万人以上という非常に多くのレセプトデータの科学的な分析結果に基づい て、現代人の平均寿命や生活スタイルに合わせた「新厄年」という考え方を提案する本が幻冬舎から出版されました。
「新厄年」の健康リスク対策という名の本で、著者は、国立・健康栄養研究所臨床栄養部長をされていた板倉弘重先生です。
この本で取り上げられている日本人の健康寿命を縮める「七大疾患」は、脳梗塞や脳出血などの「脳血管疾患」、心筋梗塞などの「虚血性心疾患」、合 併症を引き起こす「糖尿病」、関節疾患を代表する「変形性膝関節症」、「骨粗鬆症」、「認知症」、「がん」の7つです。
本の中で、歯周病の人は脳血管疾患のリスクが高いと考えられていると書かれていました。
今回は、「新厄年」として、男性は24歳、37歳、50歳、63歳、女性は25歳、39歳、52歳、63歳という年齢を掲げてあります。参考にし て下さい。
配信 Willmake143
噛む治療
女性週刊誌・女性セブンの2012年10月18日号で、ガムを噛むことでさまざまな病気の治療や予防ができる実例が紹介されていました。
大分県湯布院から西へ約10?の山々に囲まれた静かな町に住む78歳の女性は、半年ほど前まで、脳梗塞の後遺症で認知機能が衰えて言葉が発せられ ず、ほぼ寝たきりの状態だったのが、歯科医師のすすめで、ガムを噛んでみると、寝たきりを知る役所の人が「え〜っ」と驚くほどの変化が生じたそう です。
この78歳の女性にガムを利用した「噛む治療」を行ったのは、歯科医師の間では有名な河原英雄先生です。
「食べ物が口の中に入ると、唇や舌は、それが何かを認識しようと働き始めます。次に食べ物を噛むために、あご関節や唾液を分泌する唾液腺などたく さんの器官が働いて、どんな味か硬さはどのくらいかを判断していきます。
脳にはこうしてさまざまな情報が送られ、刺激を受けて脳が活性化していくのです」 と記事の中で河原先生は語っています。
配信 Willmake143



