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あなたの老いは舌から始まる
NHK出版から2018年9月25日に 「あなたの老いは舌から始まる」 という本が出ました。著者は日本歯科大学教授で口腔リハビリテーション多摩クリニック院長の菊谷武先生です。本のはじめには、次のように書いてありました。
「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」 を提唱する8020(はちまるにいまる)運動や多くの日本人がきちんと歯磨きをするようになり、高齢になっても自分の歯をたくさん残せる人が増えています。
しかし、介護施設など高齢者の介護の現場では、実は深刻な問題が起きているのです。
それは 「歯があっても食べられない」「歯があっても噛めない」 という現実です。いったいなぜでしょうか?
「あなたの口の中は、健康ですか?」
多くの人は「歯」について答えます。一般的なイメージでは、口の健康=歯なのです。もちろん、歯の健康はとても大切です。
しかし、「食べること」「噛むこと」といった口の機能は、歯だけで行われるわけではありません。
私たちが生きるために必要な「食べる」「噛む」「飲む」といった動作は、舌、頬(咬筋)、下あごなど、さまざまな部位がタイミングよく連動しながら働くことで、行われているのです。
つまり、口の健康というのは、歯だけではなく、舌や頬(咬筋)、下あごなどの機能を総合して判断すべきものなのです。
とりわけ「舌」の動きは重要です。健康で幸せに生きるために必要な「食べること」「噛むこと」は、舌が大きな役割を果たしています。
舌の機能が弱ってしまうと、いくら歯が健康であっても、食べたり、噛んだりすることが難しくなります。
つまり歯が20本残っていても、上手く食べられない、噛めないという現実に直面する可能性は、十分にあるのです。
「食べる」「噛む」という、生きるための機能を存続させるためには、歯の健康だけではなく、舌をはじめ、口の機能をトータルで考えな
ければならないのです。
多くの人が希望する「ピンピンコロリ」で生をまっとうすることは、わずか1割の人しかかないません。
しかし、舌を、そして口の中をケアすることにより、充実した、豊かな老後は送れます。菊谷先生は本のはじめに、このように書いていました。
本の最後には、舌の体操などが紹介されています。
配信 Willmake143
いい香りで病気の症状を改善
〈香り〉はなぜ脳に効くのかという新書が、2012年8月にNHK出版から発行されました。
著者は、昭和大学医学部教授で日本アロマセラピー学会理事長でもある塩田清二さんです。
医療を目的としたメディカルアロマセラピーが、緩和困難な症状に対しての代替補完医療として、実際に効果を上げ、医療機関での導入が世界中で進ん でいるそうです。
塩田研究室でお香を嗅いでもらった後、唾液を採取して成分分析をしたところ、唾液中のコルチゾール濃度の低下があったとのことです。コルチゾール は、ストレスホルモンと一般的に呼ばれていて、緊張やストレスを感じた時に上昇しますが、それが下がったということは、お香にリラクゼーション効 果があることを示唆しています。
また、お香を嗅いだ後は、体内に生じる「錆」を打ち消す抗酸化力も上昇するので、お香は、病気予防やアンチエイジングに応用できるかもしれないと 書かれていました。
配信 Willmake143



