Posts Tagged ‘婦人画報’

たんぱく質ファースト

2020-01-26

たんぱく質ファースト
たんぱく質ファーストいま老年期の「フレイル(虚弱)」が問題となっています。加齢により筋力が失われ、身体機能や認知機能が低下、心身ともに衰える状態のことです。そんなのまだまだ先のこととお考えですか?

女性の50代前後は筋肉量が急降下する、筋肉の曲がり角です。更年期を境に、筋肉をリザーブできる食事へとシフトチェンジするために婦人画報の2020年2月号は、健康長寿に欠かせない筋肉を育むための栄養の記事を載せていました。

「全身で使われている糖の70%は筋肉で燃やされます。筋肉をうまく使えば、どんな人でもスリムな体形を維持できるのです。
いま、筋肉の効用が次々と明らかになっています。たとえ70歳以上の高齢者でも、運動をすれば脳の海馬が大きくなり、記憶力がよくなるという研究結果もあります。
つまり筋肉をつければ、脳、骨、メンタル、糖代謝、免疫……すべてが好循環になるというわけです。だから筋肉の材料=タンパク質を十分に摂る必要があるのです」と京都大学名誉教授の森谷敏夫先生は言っています。


たんぱく質ファースト


たんぱく質ファースト

配信 Willmake143

唾液力

2020-01-07

唾液力
唾液力人生100年時代、病気を未然に防ぎ、清々し心と健やかな体で毎日をタフに生き抜くには、自らを助ける智慧を少しでも多くもっていることが大切です。
婦人画報2020年1月号は “100歳佳人” に必要な12のちからとして、初回は「唾液力」を取り上げています。


唾液力さまざまな研究成果によって、いま急速に唾液の力が解明されてきています。
「唾液力とは量だけでなく、質も含めた唾液の総合的な健康具合のことです。唾液中には、健康に大切な成分がわかっているだけで100種類以上。想像以上に機能性の高い液体なのです」と神奈川歯科大学大学院の槻木恵一教授は言っています。


唾液力いま注目されているのは、唾液腺から産出されるBDNFという成分です。
BDNFは脳の神経細胞をストレスなどのダメージから守り、脳神経細胞の栄養となり、記憶を司る脳の海馬で多く見られます。
ストレス発生時には海馬での量が一時的に減少しますが、唾液や血中濃度は逆に上昇し、脳のストレス耐性を回復、強化する成分となるそうです。
「BDNFの減少は認知症やうつ病の発症リスクになります。逆にBDNFの産出量を増やせば認知症、うつ病の予防効果も期待できます」と槻木教授は述べています。

健康な成人の唾液量は、1日1000〜1500ml。人間が1日にかく汗の量が500〜1500mlとされていますから、唾液は平常時でも、酷暑の中で汗だくになったときの汗と同じくらいの量が出ていることになります。水分をこまめに摂ることも大切です。

さらに、唾液中に最も多く含まれている成分IgAを増やすことは、唾液の質を高めるためにも重要。
抗菌物質IgAは、体の免疫力を高め、虫歯や歯周病、誤嚥性肺炎、風邪、インフルエンザなどの感染症予防に重要な役割を担っています。
その方法として有効なのは、乳製品を毎日継続して食べること。特にヨーグルトが効果的。唾液中に含まれる抗菌物質IgAの濃度を高める作用があるからです。
根菜類、海藻などの食物繊維や、ぬるめのお湯で抽出した緑茶にも唾液中のIgAを増やす作用が確認されています。

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毛細血管クライシス

2019-02-26

毛細血管クライシス
毛細血管クライシス婦人画報の2019年3月号に 「毛細血管クライシス」 という記事が載っていました。取材に協力しているのは金沢医科大学病院女性総合医療センター副センター長の赤澤純代先生です。

記事にはこう書かいてありました。「静脈や動脈のような太い血管のダメージは、心臓や脳などの命に関わる大きな病気に関係します。動脈と静脈をつなぐ、髪の毛の10分の1ほどの細い毛細血管は、すぐに命に関わることはありませんが、健康維持に大きな影響力を持っています。毛細血管は37兆個を超える全身の細胞に栄養分や酸素を届け、老廃物を回収して静脈に送るという重要な働きをしているのです」。重要な働きをしている毛細血管も例外ではなく、加齢とともに老化します。



毛細血管クライシス急速に毛細血管の老化が進むは45歳からだそうです。
30〜44歳に比べると、75〜89歳では3分の1近く減少するというデータもあります。
一人のヒトの毛細血管をつなぐと6〜7万キロほどの長さになるといわれています。体の隅々まで張り巡らされている毛細血管の老化が表れやすいのは肌と髪です。毛細血管は見た目年齢に大きく影響します。



毛細血管クライシス資生堂とソウル大学皮膚科チャン教授との共同研究によれば、40代後半になると皮膚毛細血管の機能が低下すると栄養が皮膚の末端まで届きにくくなることがわかっています。
毛細血管の老化の影響が及ぶのは、肌と髪だけではありません。全身の血行不良はもちろん、粘膜、関節、骨、脳、内臓、代謝や免疫にも密接に関係しています。
毛細血管の健康維持は、全身の健康を司る要といっても過言ではありません。毛細血管の末端まで血液が届かなくなるとその毛細血管はゴースト血管となり、全身の不調の原因となります。

毛細血管の壁細胞と内皮細胞をぴったりくっつけて安定した血管にするためにはTie2という受容体を活性化させることだそうです。
毛細血管の壁細胞の接着を強くするTie2受容体を活性化するには、ふくらはぎ運動が効果的です。かかと上げ下げエクササイズがおすすめで、ふくらはぎのポンプ作用が期待できますと書いてありました。

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毎日、のど育

2019-01-07

毎日、のど育
毎日、のど育肌や血管が老化するのと同様、のども加齢とともに衰えます。のどの衰えは、気づかないうちにやってきて、命に関わる肺炎のリスクを上げ、健康寿命にも影響を及ぼすことになるため、婦人画報2019年1月号は 「毎日、のど育」 という記事を載せていました。
のどの老化は40代から始まっています。年々下がっていくお尻を筋トレするように、のどとそれにまつわる機能もいまのうちからのトレーニングが必要です!「のど育」は、美しく健やかに年を重ねるための必須事項だと書いてありました。


毎日、のど育


毎日、のど育

グラフのように、60代以降は急激にのど仏の位置が下垂します。のど仏の位置が下がるのは、のど仏を上下させる筋肉の力が落ちている証拠なのです。
喉頭が上がりづらくなり、喉頭蓋が閉まりづらくなって誤嚥する危険が高まります。予防にはのど仏周辺の筋肉を鍛える体操が効果的です。
のどの筋肉は何歳からでも鍛えられます。
毎日、のど育

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更年期からの “レスキューホルモン”

2018-02-27

更年期からの “レスキューホルモン”
更年期からの “レスキューホルモン”婦人画報2018年3月号に 「更年期からの “レスキューホルモン”」 という記事が載っていました。記事の中で、同志社大学アンチエイジングリサーチセンターの米井嘉一先生がこう述べています。

「いま、世の中の人の老化スピードは二極化しています。年齢を感じさせない若々しい人と、すっかり老け込んでしまう人。その格差はどんどん広がっています」。
老化はすべての人に平等に訪れるはずなのに、その差が生じるのはなぜなのか。そこにはホルモンの存在が大きく影響しているそうです。
体内には100種類以上のホルモンがあり、若さの維持や老化の抑制にもかかわっています。しかしホルモンの分泌量は加齢とともに徐々に減少し、“若返りホルモン” といわれる成長ホルモンは30歳ごろから低下し始め、10年で13パーセントも低下してしまいます。
しかし誰もが一様に減少するわけではなく、個人差があります。その差はどこから来るのか。若々しい人と老けている人の間には、明らかな生活習慣の違いがありますと記事には書いてありました。

ホルモン分泌に特に影響するのが睡眠と運動です。女性は閉経とともに女性ホルモンがゼロに。その影響で老化が加速することも不安ですが、米井先生は、こういっています。
「卵巣から分泌される女性ホルモンはゼロになりますが、DHEAの量が多ければ、DHEAから女性ホルモンがつくられ続けることもわかっています。失われるホルモンに一喜一憂せず、他のホルモンを活性化する方法を実践すれば恐れることはありません」。
更年期以降の女性の心と体を救う5つのホルモンが紹介されていました。


更年期からの “レスキューホルモン”

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若さを取り戻すメイクの時代は、もう終わりました!

2016-11-08

若さを取り戻すメイクの時代は、もう終わりました!
若さを取り戻すメイクの時代は、もう終わりました!婦人画報2016年12月号に、NHKクローズアップ現代のキャスターを務めていた国谷裕子さんとメイクアップアーティストの吉川康雄さんの対 談が載っていました。
その一部を紹介します。

若さを取り戻すメイクの時代は、もう終わりました!


若さを取り戻すメイクの時代は、もう終わりました!TIME誌の表紙の仕事で、ヒラリー・クリントンさんをメイク。ナチュラルメークに手鏡をのぞきながら、こう満足の声を上げた。「ヤスオ、きれ い。ありがとう」

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幸せと健康を左右する5つのホルモン

2015-09-27

幸せと健康を左右する5つのホルモン
幸せと健康を左右する5つのホルモン婦人画報2015年10月号が、“幸せ”と“健康”を左右する5つのホルモンを紹介していました。
体内に100種類以上あるホルモンの中から、婦人画報の読者世代が特に意識して生活すべきホルモンとして、ベスト5を選んでいます。ベスト5選び には、ホルモン研究の第一人者で慶應義塾大学医学部の伊藤裕教授が協力しています。

幸せと健康を左右する5つのホルモン

ホルモンは多かれ少なかれ、脳の支配を受けているので、心身ともにリラックスしているときほどたくさん分泌されるそうです。
何をするか、よりも “楽しい” と感じながら行うことが大切だと伊藤教授は語っていました。もっとホルモンのことが知りたい方には朝日新書の「なんでもホルモン」(伊藤裕著)がおすすめ です。

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メープルシロップに肝臓を保護する効果

2015-05-26

メープルシロップに肝臓を保護する効果
メープルシロップに肝臓を保護する効果婦人画報の2015年6月号に、いまメープルシロップの栄養的価値が見直されているという記事が載っていました。

メープルシロップは、日本人に不足しがちなカルシウム、マグネシウムや、たんぱく質や糖質の代謝に不可欠な亜鉛、余分なナトリウム(塩分)を排出 するカリウムなどのミネラルが豊富でバランスよく含まれています。また他の甘味料には、ほとんど含まれていないビタミンB2、B1、アミノ酸、ポ リフェノールも豊富で、上白糖や蜂蜜と比べて低カロリーなのが特長です。東京大学大学院の研究チームが、世界で初めてメープルシロップには肝機能 保護効果があることを2011年に明らかにし、2014年には、肥満を抑制する可能性があることも確認しているそうです。肝臓疾患や肝機能異常 は、糖尿病などのあらゆる生活習慣病やメタボリック症候群に密接に関わっています。また老化を引き起こす大きな要因のひとつは、肝機能の低下であ るともいわれています。メタボリック症候群や生活習慣病の予防に期待されているメープルシロップは、カナダではすべての製造過程を厳しく管理され ていて、純粋なカナダ産メープルシロップには原産国 「カナダ」、原材料名 「カエデ樹液」「メープルシロップ」 と記載されているそうです。
記事の中で、次の2種類のメープルシロップが紹介されていました。

メープルシロップに肝臓を保護する効果

配信 Willmake143

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