ガン患者に口腔ケア
2011-01-04
2010年12月9日の朝日新聞に、がん治療医と歯科医師らが、連携を始めている記事が載りました。
がん治療に入ると患者の口の中はトラブルが起きやすくなるので、痛くて不快な口内炎、異常な口の中の渇き、食べ物がかめないほどの腫れといったト ラブルを防ぐための連携です。
抗がん剤治療は正常な細胞にもダメージを与え、細菌を抑える免疫力が落ちる、放射線治療では唾液腺の働きが衰えて口の中を洗浄する力が弱まるなど の理由で、細菌が異常に増えて口内炎などが起きやすい。
だから臨床の現場では、がん患者の口腔ケアの要望は高いのだが、公的医療保険が認められているのはごくわずかだと熊井洋美記者は書いています。
配信 Willmake143
←「歯周病は全身病」前の記事へ 次の記事へ「歯の健康は人生にも影響する」→