噛む力は脳に直結する
2011-08-01
「噛めば脳が若返る」という本が、PHPサイエンス・ワールド新書として、2011年7月に出版されました。
著者は、元岐阜大学医学部助教授で、現在は神奈川歯科大学教授の小野塚寛先生です。
「よく噛むことが脳の働きにそのまま直結することが初めて科学的に明らかとなってきた。噛めば脳の中で最も高次な中枢である前頭前野や、記憶の中枢とも呼ばれる海馬が活性化し、記憶力も増す。
とりわけ高齢者では、こうした脳の変化は顕著で、認知症の予防につながることがわかってきた。またよく噛むことは脳の満腹中枢や摂食中枢に作用することで、肥満の改善、生活習慣病の改善と予防につながることもわかってきた」ことが紹介されています。
歯科の重要度が増しています。
配信 Willmake143
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