「歯垢」や「歯周病」で寿命が縮まる
2012-10-12
順天堂大学の加齢制御医学講座の白澤卓二教授が、週刊ポスト2012年10月12日号のコラムの中で、歯垢に関する新たな研究結果が注目されて いると書いていました。
その研究とは、スウェーデン・ストックホルムのカロリンスカ研究所歯学部門のセーデル博士が24年間にわたって追跡した調査に基づくもので、歯垢 の沈着の程度と死亡率の間に明らかな関連性が見いだされたそうです。
がんの発症に歯垢がどのように影響しているのかは、この調査研究では結論が出ていませんが、セーデル博士は「感染症や炎症が全悪性腫瘍の 15〜20%に関与することから、歯垢が口腔や全身の感染症や炎症を引き起こし、ガンの発生率を上げている」可能性を指摘しています。
配信 Willmake143
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