食べる喜び回復の力に

2013-08-15

食べる喜び回復の力に
食べる喜び回復の力に冷たい・まずい−こんなイメージの強かった病院の食事が大きく変わり始めていると2013年8月15日の日経新聞が伝えています。

だしを使って食材のうまさを引き出したり、食が進まない患者でも食べられるように工夫したりする病院が増えてきた背景には、しっかり食べて体力を つけてもらうことが早期回復、早期退院につながるとの考えが広がってきているからだそうです。

国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)では京都の割烹で料理人として腕を磨いた人を調理師にむかえたり、千葉県がんセンター(千葉市)は外来 で治療を続ける患者向けの食事を大手食品メーカーのキッコーマンと共同研究したりしています。
済生会宇都宮病院の栄養課長・塩沢寛子さんによれば、医学的、栄養学的な裏づけや患者の好みを重視した食事をしっかり食べてもらうことで患者の回 復が早まり、入院日数の減少に貢献しているそうです。
塩沢さんは「口から食べる喜びを感じて生きる力につなげてもらいたい」と語っています。

配信 Willmake143

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