美と健康の秘薬「唾液」
2014-05-08
婦人公論の2014年5月7日号が「40代から体の衰えをストップできる人、できない人」を特集していました。
特集には、先のことと思っていても、老化は知らずにしのび寄っているので、老化を左右する「脳」と「口」と「血管」の3つのパーツに目を向けて、 立て直しましょうと書いてありました。口の項目を担当しているのは、鶴見大学歯学部の斎藤一郎教授です。
口は老化が出やすい場所であり、なおかつ全身の健康とも直結しているので、「噛む筋力」と「唾液力」をアップさせることをすすめています。
筋力の低下で噛む力が弱まり、唾液の分泌量が減少すると唾液の4つの大切なはたらきが低下するからです。
①口に入れた食べ物の栄養を分解し吸収を高めるはたらき。
②口内や食道の粘膜が傷つくのを防ぎ、傷を修復してくれるはたらき。
③細胞を酸化させて老化を進め、がんの原因にもなりうる「活性酸素」を退治するはたらき。
④唾液中のEGFという成分が肌や髪の毛などの再生能力を引き上げるはたらき。
この4つのはたらきをもつ唾液は、健康に欠かせない“若さの秘薬” なのだと斎藤一郎教授は言っています。
健康な人は、1日に約1.5ℓの唾液が分泌されているそうです。特集記事の見出しにはこう書かれていました。美と健康の秘薬「唾液」をたくさん出 しましょう。
配信 Willmake143
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