シワ・たるみ 「糖化」 が一因
2017-11-06


時に起きる現象です。
例えば、パンケーキづくりで、小麦粉や砂糖(糖)と卵や牛乳(たんぱく質)を混ぜてフライパンで焼くと、表面がこんがりキツネ色になりますが、こ れも糖化の一例だそうです。
人の体内では食事で過剰摂取した糖質が血中で余り、体の組織や細胞を構成するたんぱく質にベタベタとくっつきます。これが体温で温められ、糖化が 起こります。
高血糖状態が長く続くほど糖化は進み、やがて体内のたんぱく質は糖まみれになって劣化し、老化物質AGE(終末糖化産物)という悪玉物質に変わっ てしまうと久留米大学医学部の山岸昌一教授は語っています。

血管のコラーゲンが糖化すると動脈硬化に、骨のコラーゲンが糖化すると骨粗鬆症に、目の水晶体にあるクリスタリンが糖化すると白内障になるリスク が高まるとのことです。
糖化とAGEの蓄積を抑えるには、食後血糖値の上昇をゆるやかにすること、食べる順番に気を配ることが有効だそうです。
野菜や海藻、キノコなどに含まれる食物繊維は、糖質の吸収をゆるやかにする働きがあります。サラダや野菜料理を食事の最初に取り、よくかんで食べ ること。若々しさと健康を保つために、糖化を防ぐ食生活を心がけようと書いてありました。
配信 Willmake143