家庭内感染の対策
2020-09-25

今回のコロナ禍で、アルコールなどの消毒薬を使用する人が格段に増えました。
だが、「本当に消毒効果のある製品を使っていても、爪の中や指と指の間など細かな部位までしっかり消毒できているかは怪しい。
消毒剤を過信せず、基本的な対策はこまめな手洗い・うがいだと考えたほうがいい」と京都府立医科大学大学院医学研究科の内藤裕二准教授は語っています。
感染者の自宅内ウイルス量を調べた海外の調査報告によると洗面台や浴室の排水口内に多くウイルスが検出されたそうです。
内藤准教授は「つまり、体についたウイルスは、流水で落とせるということ。水には、アルコールやせっけんのように、ウイルスを不活性化する作用こそないが、除去することはできる」と解説しています。
手洗いの重要性を説く理由は、ウイルスが皮膚の上で数時間生存することがわかってきたからです。
「流水でのこまめな手洗いと水うがい、帰宅後のシャワーで十分ウイルスを家庭内に持ち込むリスクを低下できる」と内藤准教授はアドバイスしています。
水まわりには体から洗い落とされた感染力のあるウイルスが残っている可能性も高い。
特に、家庭内感染者が出た場合は、水まわりを洗剤やアルコールで掃除することを忘れずにと記事には書いてありました。
配信 Willmake143
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