認知症の始まりは歩幅でわかる

2021-10-24

認知症の始まりは歩幅でわかる2021年10月31日に主婦の友社から「認知症の始まりは歩幅でわかる」という本が出版されました。
著者は、東京都健康長寿医療センター研究所の協力研究員・谷口優先生です。
この本では、1000人を超える日本人高齢者の人生を追跡することで解明された研究成果をもとに、自分でできる認知症の早期発見と予防の方法を紹介しています。

脳の働きが衰えて、生活に支障をきたす認知症。その患者数は増加の一途をたどり、2025年には日本全国で約730万人になると推定されています。
すでに認知症の心配がある人でも、早期に発見できれば、進行を遅らせたり機能を回復させたりすることができます。
認知症の早期発見による進行の抑制と予防が、「元気で長生き」を実現するための重要なカギになります。

「歩幅の狭い人は認知症になりやすい」ということがわかったそうです。
脳に異変が発生した場合、早い段階で歩幅に変化が起こるため、歩幅をチェックすることで認知症の早期発見につながります。
谷口医師は、「歩く姿に脳の状態が映し出されている」といっています。歩行速度が遅く歩幅が狭い人では、脳内の詰まり(脳梗塞)が生じていたり、大脳に委縮がみられるなど、脳内病変の存在が指摘されています。
動作の司令塔である脳内で梗塞や萎縮が進むと、脳の動きが低下し、認知症と診断されるケースが多くなります。


認知症の始まりは歩幅でわかる

配信 Willmake143

Copyright(c)2010 エイト歯科クリニック All Rights Reserved.