膵臓がん 難しい早期発見

2021-12-18

膵臓がん 難しい早期発見2021年12月15日の読売新聞の「安心設計」というコラムで早期発見が難しい膵臓がんを取り上げていました。
膵臓は、消化を助ける膵液や血糖値を調節するホルモンのインスリンを分泌しています。
おなかの奥に位置し、胃や肝臓など他の臓器に囲まれています。がんになっても、自覚症状が表れにくく、早期発見・早期治療が難しいがんです。


膵臓がん 難しい早期発見国立がん研究センターの推計では、今年の新規患者数は全国で4万4000人だそうです。

5年生存率は12%と低いのですが。抗がん剤などによる薬物治療(化学療法)を手術前後に行うことで生存期間を延ばせるなど、治療の幅は広がっているそうです。

膵臓がんの手術には高度な技術が求められるため、経験豊富な医療機関を選びたいとコラムには書いてありました。



膵臓がん 難しい早期発見19年に改定された日本膵臓学会の治療指針では、がんを小さくし、再発リスクも抑える狙いで、手術の前に薬物治療を行う「術前化学療法」が推奨されています。

膵臓がんは、高齢者に多く、慢性膵炎や糖尿病などの人、家族に膵臓がん患者がいる人は発症リスクが高いと指摘されています。

都立駒込病院院長の神沢輝実先生(消化器内科)は「化学療法が進歩し、効果を上げている。国立がん研究センターの『がん情報サービス』など、正しい情報を参考にし、治療に臨んでほしい」と話しています。

配信 Willmake143

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