“つながる”ことの効果
2022-03-27
NHKテキスト きょうの健康2022年4月号の特集は「延ばそう!健康寿命」でした。その特集の中では孤立対策も取り上げていました。
最近の研究で、孤立が心身へのストレスとなり、健康状態に悪影響を及ぼすことがわかってきました。日本では、この問題に 対処するため、2021年に「孤独・孤立対策担当大臣」が新たに任命されるなど、孤立と健康の関係が注目されています。
孤立して孤独を感じているとき、脳には大きなストレスがかかります。このストレスは、身体的な痛みなどを感じたときにかかるストレスにも匹敵するもので、心拍や血圧を上昇させることにつながります。
これが脳や心臓の血管に負担をかけ、積み重なれば脳卒中や心臓病の引き金となります。孤立している人とそうでない人で、病気の発症リスクを比較すると、孤立している人のほうが、およそ1.3倍も脳卒中や心臓病を発症しやすいと報告されています。
配信 Willmake143
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