ピンピンコロリの法則

2014-08-26

ピンピンコロリの法則
ピンピンコロリの法則私たちの周りには健康に関する情報があふれています。テレビでは毎日のように、健康をテーマにしたバラエティー番組が放送され、毎月何冊もの健 康雑誌が出版されています。そうした状況に惑わされず、自分なりの「健康」を守り、楽しく暮らしていくために参考になる本が2014年8月25日 にワニブックス社から出版されました。
著者は、公衆衛生のエキスパートとして、多摩市などの地方自治体と協力しながら「健康寿命」の研究を続けている星旦二さん(首都大学東京・大学院 教授)です。

星教授たちが実施した全国16市町村2.2万人の追跡調査などによれば、健康寿命と関連する要因は、趣味があり、外出頻度が高く、主観的健康感が 高いことだそうです。
「人の中に出ていくことで、背筋を伸ばし、身だしなみを整える。そのことがまた、健康長寿に大きく寄与する。まさに口紅、化粧、身だしなみです。 それ以外で健康長寿と関連する要因は、肝臓病がないことと、かかりつけの歯科医を持っていることだ」 と書かれていました。

「口紅、化粧、身だしなみ」という言葉は、1998年にスウェーデンを訪問し、健康長寿の今後の方向性と展望について質問したとき、スウェーデン の医系技官の返答として出てきた言葉だそうです。
それからは、星教授の研究チームの中では 「病院より美容室に行こう」 がキャッチコピーになっています。
ネンネンコロリ(NNK)よりピンピンコロリ(PPK)を望む人の基本的なケアは、相手に失礼にならないような身だしなみ、自分は 「きれい」 という自負、歯を大切にして笑顔をさわやかにすることかもしれないと、星教授は言っていました。

配信 Willmake143

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