時間栄養学
2014-09-01
8月31日は、全国青果物商業協同組合連合会などの9団体が1983年に制定した “野菜の日” です。
「野菜の日」 をきっかけに、野菜から食べる習慣を始めてみませんかという全面広告をキューピーが朝日新聞に載せていました。
キューピーの2014年8月31日の広告記事には、時間栄養学という言葉が使われています。女子栄養大学の香川靖雄副学長が監修しているキュー ピーのホームページには、時間栄養学について、こう書かれています。
「時間栄養学の進歩で、食べる時間はもちろんのこと、食べる順序や速度が健康に大きな影響を持つことがわかってきました。血糖値が急に増えると、 すぐにインスリンが分泌され、血糖を脂肪に変えてしまいます。
またインスリンが急激に上がると、しだいに膵臓の機能を弱めて、長い間に糖尿病の原因ともなります。これを防ぐために大変有効な方法が、野菜など をご飯よりも先に食べることです。
ちなみに食事の際、一口30回かむなどゆっくり食べることは、インスリンの分泌を抑える上でも有効です」。
また、朝食から夕食までが12時間で収まっていれば、体は持って生まれたリズムで動いていると考えられるので、生体リズムが乱れて代謝がスムーズ でない人の場合、12時間以内を意識して実践するだけで減量につながることもあるそうです。
夕食がどうしても21時以降になってしまうというような場合には、17〜18時ごろに軽い食事を取ることで、昼からの長い血糖低下を防ぐととも に、夜食を多く摂取してしまうことによる肥満も予防できるとキューピーのホームページには紹介されていました。
配信 Willmake143