高齢者の衰弱 “ フレイル ”
2015-08-17

桜美林大学加齢・発達研究所の鈴木隆雄所長は、高齢者衰弱 “フレイル” の分りやすい判断基準として、歩く速度と握力の2つをあげています。
横断歩道の青信号は、毎秒1mの速度で渡れるように設計されており、横断歩道を渡れなくなると要注意です。
また、握力も50歳を越えたころから徐々に低下し、男性では26kg、女性では18kg未満になると支障が出る目安になっています。
フレイルを防ぎ健康を回復するには、やはり運動と食事が大切です。1日最低でも5000〜6000歩のウォーキング、筋肉のもとになるたんぱく質 の摂取などが大切だということです。
日本歯科医師会では、食欲の低下や食材の種類の減少などに注意を払う “オーラル・フレイル” という運動を始めています。
配信 Willmake143