私の暮らしを守る介護
2017-03-30

特集の初めには「ある日、突然始まり、いつ終わるかわからない介護生活。真面目な人ほど一人で抱え込み、心身の疲労に加え、金銭的にも追い詰めら れがち。共倒れにならないためには、支える側の生活を守ることが大切です。カギは情報収集とサポート体制づくり。具体的な方策を経験者や専門家が 伝授します」と書いてありました。
東京都新宿区で “暮らしの保健室” を運営している看護師の秋山正子さんは、こうアドバイスしています。
「地域包括支援センターには、ケアマネージャー、社会福祉士、看護師または保健師といった相談役がいます。
利用者は介護認定を申請して要介護1以上の認定が下りた場合はケアマネージャーが、要介護や要支援認定がつかない場合は地域包括支援センターの職 員が、担当者として相談に乗ることに。彼らが司令塔となって、地域の医療・介護資源を横断的にフル活用することで、高齢者の自立を支援することに なるのです。
地域包括支援センターは、地域によって多少名前が違うこともあるので注意してください。役場の中に窓口が設置されているケースもあります。「親と 離れて暮らしている」 とか 「仕事があって、センターに行く時間がない」 という人でも大丈夫。
地域包括支援センターでは、スタッフが自宅まで調査に来て申請を代行したり、親が入院している病院に様子を見に行ったりすることも可能です。まず は、親の住む地域の包括センターまで電話で問い合わせてください」。
配信 Willmake143
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