がんばらない筋活
2019-06-27
諏訪中央病院名誉院長で地域包括ケア研究所の所長でもある鎌田實先生は、現在70歳。3年前に体重が80キロを越えてしまった時、目がかすむようになったり、体力の衰えを感じるようになり、何かしなくては、と危機感を持ったそうです。
それから毎日「スクワット」と「かかと落とし」を取り組むようにすると、少しずつ体重が減り、今では71キロをキープしているとのことです。そんな鎌田先生が集英社から「鎌田式スクワットとかかと落とし」という本を2019年5月29日に出しています。
スクワットとかかと落としなどの「筋活」と「骨活」は、高齢者が直面する大きな問題、筋肉のフレイル(加齢や生活習慣によっておこる虚弱)にも有効だと本には書いてありました。
「運動なんてとても」としりごみしている人も、医師の僕が実践する「スクワットとかかと落とし」は無理がないので、ぜひ試してほしいと鎌田先生はいっています。
注意することはまず、背筋を伸ばして立つこと。
かかとを上げて、1,2,3、と数えて、ストンとかかとを落とす。
これを10回1セットで1日3セット。
テレビを見ながら、台所に立ちながら、あるいは信号を待ちながらやれます。だれでも、いつでも簡単にできるかかと落とし、ぜひ、習慣にして下さい。
配信 Willmake143
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