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太らないお酒の飲み方
2015年7月25日の日経新聞が、“太らないお酒の飲み方” について、紹介していました。
ビール、日本酒、ワインなどの醸造酒には、糖質やたんぱく質などが含まれていて、これらを多量に飲めば、摂取するカロリーも当然増えてしまいま す。2類に分類される麦焼酎などの本格焼酎やウイスキーなどの蒸留酒は糖質は含みません。
ダイエット専門医院の渋谷DSクリニックの林博之院長は、醸造酒の場合 「肥満を防ぐには、純アルコールで20〜40gの範囲で抑えるのが理想」 だと記事の中でコメントしています。
これは、日本酒に換算すると約1合、ビールなら中ジョッキ1杯、ワインなら2杯と3分の2杯となります。
肥満を気にする人に向くのは、本格焼酎です。「本格焼酎はHDL(善玉コレステロール)を増やす効果がある。HDLはLDL(悪玉コレステロー ル)を血管壁でとらえて肝臓へ運び、心筋梗塞や動脈硬化のリスクを減らす」 と倉敷芸術科学大学生命科学部の須見洋行教授は話していて、本格焼酎には糖質もゼロなので、ダイエット中の強い味方になりそうです。
でも適量を守っても、現実には太ってしまう人の方が多いので、理想的なつまみも紹介されていました。
例えば、枝豆、トマト、ワカメときゅうりの酢の物、豆腐、マグロ納豆、イカそうめんといった脂質が少なく、良質なたんぱく質を多く含むメニューで す。
生涯にわたって、お酒を楽しみ続けるためにも下記の飲んでも太らない人が気をつけていることを参考にして下さい。
配信 Willmake143
脂肪肝と歯周病の関係
飲み過ぎや食べ過ぎを重ねると、肝臓に中性脂肪が必要以上にたまる「脂肪肝」が起こりやすくなり、脂肪肝になると肝がんや脳梗塞、心筋梗塞など のリスクが高まると2013年1月18日の日経新聞夕刊で報じられました。
脂肪肝はアルコールが原因となるタイプと非アルコールタイプがあり、非アルコール性の脂肪肝は食べ過ぎや肥満などがきっかけで、お酒を全く飲まな い人や少ししか飲まない人もなるそうです。
アルコールなしで発症する肝炎のことをNASH(ナッシュ)といいますが、NASHも肝硬変や肝がんへと悪化することもある怖い病気で、NASH 予備軍は国内に約1000万人いると推定されています。
横浜市立大学の中島淳教授と大阪大学のグループによる研究によれば、歯周病のNASH患者10人に歯石を除去したり、抗生物質で歯茎の炎症を抑え たりして治療すると、3ヶ月後には肝機能の数値がほぼ正常になったとのことです。この研究に携った中島教授は「歯周病を治療すれば、脂肪肝の人が 肝炎に進行するのを抑えられる可能性がある」と語っています。
配信 Willmake143
休肝日 どれだけ必要?
2012年4月22日の日本経済新聞に“休肝日どれだけ必要?”の記事が掲載されました。
お酒の適量目安としては、毎日2合、1週間通して14合以内であれば悪影響はほとんどないそうです。ただ、それを超えて15合になると飲みすぎの 赤信号。
東海大学医学部付属東京病院の西崎泰弘副院長は、休肝日の設定は、総量をコントロールする現実的な手段と指摘しています。
ただ、適当な総量であっても一回に無茶飲みすると血中のアルコール濃度が高くなり、急性アルコール中毒になる恐れもある。また脳卒中になるリスク も高まるそうです。一方、一日あたりの「適量」のお酒は体によく、善玉コレステロールを増やして、動脈硬化を防ぐ働きもあります。
アルコール以外にも暴食やカロリー過多になると肝臓に負担が掛かるので、食生活全体の見直しも肝臓をいたわるために必要のようです。
配信 Willmake143