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インプラントを長くもたせるために
週刊朝日は “知って得する!新名医の最新治療” を連載していますが、2013年12月6日号ではインプラントをとり上げていました。
インプラント治療を受けることで、噛む機能を回復することができる。歯を失った人にとって、この喜びはとても大きい。そのインプラントを長くもた せるためには、歯科医院での定期検査とかみ合せのチェック、メンテナンスのほか、患者自身による毎日のプラークコントロールが欠かせない。
インプラント治療は、「定期的な歯科医院への通院」と「毎日のセルフケア」の両軸が前提になっていると書かれていました。
ところが、高齢になるとこの前提が崩れてしまうことがあると日本大学歯学部歯科病院の萩原芳幸さんが言っています。
高齢になると、認知症や脳卒中で介護が必要になることもあるし、がんなどの大病を患えば、長期の入院も必要になったりして、適切にインプラント治 療が行なわれていても、歯科医院への通院や口腔ケアができなくなったりするからです。
こうした高齢になってからのリスクにどう対応するかを考えておく必要があります。記事の中の、インプラントの「長く安全な使用は、患者と歯科医師 の二人三脚が鍵」だという言葉はとても大事な言葉です。
配信 Willmake143
インプラントにしようかなとお考えの人に
独自の厳しい商品テストを行うことで有名な雑誌・暮しの手帖の2013年10−11月号に「インプラントにしようかなとお考えの人に」という記 事が載っていました。
歯が抜けたあとの治療には、義歯、ブリッジ、インプラントという3種類の方法があって、治療して10年後にその装置がちゃんと働いているかをみる 「10年生存率」は、義歯約50%、ブリッジ90%、インプラント93%となっていると書かれていました。
また、他の健康な歯を全く傷つけることなく、他の歯を守りながら、もとの歯に近い形でしっかり噛むことができるのがインプラントの特徴だとも明記 されています。
信頼できる歯科医院の選び方として、ホームページに「1日ですべての治療が終了」とか「日本有数の実績」などの文言のある場合は、厚生労働省の医 療機関ホームページガイドラインから逸脱した広告であり、コンプライアンスの低い歯科医院とみなしていいので、候補から外すことをすすめていま す。
配信 Willmake143
口は災いのもと
杏林大学内科学名誉教授の石川恭三さんが“60歳からの5つの健康習慣” という本を出しています。
ボケない、ふけない、一生元気な生活をおくるために『1日に1回は活字を読もう、10回笑おう、100回深呼吸しよう、1000字書こう、 10,000歩歩こう』を目標にすることをすすめています。
また内科医の立場から歯周病があると糖尿病が治りにくいことや動脈硬化を促進させたり、心筋梗塞を発症させたりするリスクがあることを指摘してい ます。
「歯周病は単なる口の中のトラブルにとどまらず、全身に悪影響を及ぼしているのは間違いないので、歯周病の予防と治療は高齢になってもきちんと行 う必要があります。最近、歯科の診療を受けていない人はぜひ受診して下さい」と内科の先生である石川さんが言っているのです。
配信 Willmake143
歯の寿命
2013年9月7日の日経新聞の健康生活というコラムに「歯の寿命」という文章が載っていました。書いているのは、国立病院機構東京医療セン ター歯科口腔外科医長の大鶴洋さんです。
歯の寿命に直面するのは、むし歯が歯根に向かって深く進んでしまった場合、歯根の先端がうんでしまい、治療しても症状が落ち着かない場合、歯が縦 に割れてしまった場合、歯周病が進行してグラグラしてきた場合の4つが考えられるそうです。
歯科において治療方針として抜歯を決める場合は、この4点が理由になるが、それに加えて年齢や周囲の歯とのバランス、抜歯後の治療方法を含めて総 合的に考えることになると書かれていました。
「痛みや腫れの症状が続くとつらいので抜歯に対して諦めがつくかもしれないが、症状が落ち着いてしまうと、ちゅうちょする人も少なくない。歯を1 本でも多く残しておきたいのは、歯科医師も同じ思いなので、すぐに決心ができないかもしれないが、長い目で見て考えてほしい。
歯を残すためには、面倒と感じる時もあるかもしれないが、かかりつけの歯科を持って正しい歯磨きと食生活を続けていただきたい」と大鶴さんは言っ ています。
配信 Willmake143
食べる喜び回復の力に
冷たい・まずい−こんなイメージの強かった病院の食事が大きく変わり始めていると2013年8月15日の日経新聞が伝えています。
だしを使って食材のうまさを引き出したり、食が進まない患者でも食べられるように工夫したりする病院が増えてきた背景には、しっかり食べて体力を つけてもらうことが早期回復、早期退院につながるとの考えが広がってきているからだそうです。
国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)では京都の割烹で料理人として腕を磨いた人を調理師にむかえたり、千葉県がんセンター(千葉市)は外来 で治療を続ける患者向けの食事を大手食品メーカーのキッコーマンと共同研究したりしています。
済生会宇都宮病院の栄養課長・塩沢寛子さんによれば、医学的、栄養学的な裏づけや患者の好みを重視した食事をしっかり食べてもらうことで患者の回 復が早まり、入院日数の減少に貢献しているそうです。
塩沢さんは「口から食べる喜びを感じて生きる力につなげてもらいたい」と語っています。
配信 Willmake143
歯イキイキ健康術
NHKのテレビ番組 「きょうの健康」 で “90歳までしっかり噛もう!歯イキイキ健康術” という特集が4日間にわたって放送されました。
2013年6月3日の第1回目は、全身に悪影響を及ぼす歯周病がテーマで、歯周組織再生治療やPMTCという歯科衛生士による歯の専門的な清掃が 紹介されています。
6月4日の第2回目には、正しい歯磨き法として、確実に汚れを落とすスクラッビング法と歯周病の予防や治療に効果的なバス法が紹介されています。
6月5日の第3回目は、大人の虫歯に要注意!がテーマでした。年齢とともに口の中の環境は変化し、年齢を重ねるにつれて起きやすい大人の虫歯があ るので、プラークコントロールと歯科定期検診を行って虫歯を防いで下さいといっていました。
6月6日の最終回のテーマは、自分に合った入れ歯を選ぶことの大切さでした。失われた歯を補う治療としてブリッジと部分入れ歯とインプラントが紹 介されていました。どの方法を選択するかは、残っている歯の本数、歯や口の状態によって異なるので、歯科医と相談のうえ、自分に合った義歯を選ぶ ことが大切だと伝えています。
配信 Willmake143
老化は治せる
“老化は治せる”と題した本が集英社新書として2013年3月20日に出版されました。著者は、東京大学医学部卒業で老化学と内科学が専門の後 藤眞さんです。
この本によれば、アメリカ国立衛生研究所などが早老症の患者や100歳以上の長寿者を診察しながら老化の研究を続けてきた結果、老化現象の多くが 炎症と関連して現われることが明らかになりつつあるそうです。
老化は自然炎症と弱い炎症、慢性炎症、急性炎症といった4種類の炎症によって進行すると考えられていて、自然炎症は止められないが、急性炎症、慢 性炎症、弱い炎症は病気なので止めることが可能。だから老化も病気、治療の対象と言えると書かれていました。
この本では7ページにわたって咀嚼能力を高める努力や歯周病を予防することの大切さにふれてから、「口腔内の健康が老化を抑制することは、明白な 事実です。不健康な状態ですと、必ずや炎症を招きます」とはっきりといっています。
配信 Willmake143
インプラントは誤解だらけ
2013年3月24日に角川SSC新書として「歯科大教授が明かす 本当に聞きたい!インプラントの話」という本が出版されました。
インプラント治療は、多くの患者さんのQOL(生活の質)の向上に役立ち、その有用性が世界的にも広く認められている一方で、インプラントの医療 事故に関するメディアの報道によって、多くの患者さんから「インプラント治療は怖いもの」という声を聞くようになった。
そこでインプラント治療の俯瞰図を読者の皆さんに提示し、正しい姿を知って頂きたいという思いでこの本を書いたと著者は語っています。
著者が大学の口腔インプラント科でインプラント治療に携わっていると多くの誤解と向き合わなければならなくなったそうです。
その誤解とは「患者さんの誤解」、「歯科医師の誤解」、「社会の誤解」の3つですが、本の中で詳しく丁寧に解説されています。
安心・安全な治療を受けるために「歯科医師を選ぶ上で、何が基準となるか?」も具体的に書かれていますので、参考になります。
配信 Willmake143
脂肪肝と歯周病の関係
飲み過ぎや食べ過ぎを重ねると、肝臓に中性脂肪が必要以上にたまる「脂肪肝」が起こりやすくなり、脂肪肝になると肝がんや脳梗塞、心筋梗塞など のリスクが高まると2013年1月18日の日経新聞夕刊で報じられました。
脂肪肝はアルコールが原因となるタイプと非アルコールタイプがあり、非アルコール性の脂肪肝は食べ過ぎや肥満などがきっかけで、お酒を全く飲まな い人や少ししか飲まない人もなるそうです。
アルコールなしで発症する肝炎のことをNASH(ナッシュ)といいますが、NASHも肝硬変や肝がんへと悪化することもある怖い病気で、NASH 予備軍は国内に約1000万人いると推定されています。
横浜市立大学の中島淳教授と大阪大学のグループによる研究によれば、歯周病のNASH患者10人に歯石を除去したり、抗生物質で歯茎の炎症を抑え たりして治療すると、3ヶ月後には肝機能の数値がほぼ正常になったとのことです。この研究に携った中島教授は「歯周病を治療すれば、脂肪肝の人が 肝炎に進行するのを抑えられる可能性がある」と語っています。
配信 Willmake143
歯の治療、脱金属
2012年12月18日の朝日新聞に、「歯の治療では近年、金属を使わないメタルフリーの研究が進み、新素材も開発されている」という記事が掲 載されました。
「歯科治療に用いられる主な材料は、合金、合成樹脂、セラミックスの3つで、金の含有量が多い金合金は基本的に保険が利かない。
保険診療で広く使われている金銀パラジウム合金は、強度があり加工しやすいが、金属アレルギーの原因になることと市場価格の影響を受けやすい問題 がある」と書かれていました。
健常人の1割程度は、金属アレルギーの予備軍で、歯の治療から何年も経って症状が現れる場合もあり、原因が歯科材料用の金属とわかれば、体に安全 なセラミックスなどに代えるが、セラミックスも基本的に保険が利かないので金属アレルギーのある患者へのセラミックス使用には保険を認めてほしい という愛知学院大学歯学部の服部正巳教授のコメントも記事の中で紹介されています。
配信 Willmake143
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