Posts Tagged ‘糖尿病’

海藻パワーで夏を乗り切る

2016-06-26

海藻パワーで夏を乗り切る
海藻パワーで夏を乗り切る高温多湿な夏は汗でミネラルが奪われ、だるくなったり疲れやすくなったりします。2016年6月25日の日経新聞に、“海藻パワーで夏を乗り切 る” という記事が載っていました。

暑さで胃腸の消化機能が衰え食欲も落ちると、のどごしがよい素麺などの炭水化物中心になりがちです。すると、ますます必要な栄養素が足りなくなる ので、海藻で上手に補ってほしいと書いてありました。
海藻の主な成分は、食物繊維とミネラルの2つです。海藻に多く含まれる食物繊維は、腸内の悪玉菌の繁殖を抑え、腸内環境を整えます。また夏バテ予 防に欠かせないミネラルは、身体の機能を維持・調整します。そして、いまアカモクやワカメに多く含まれる「フコキサンチン」が注目されているそう です。

北海道大学大学院の宮下和夫教授によれば、フコキサンチンには、肥満予防、老化予防だけでなく、糖尿病、動脈硬化、脳卒中、心筋梗塞などの疾病予 防にも役立つと考えられているということです。新聞記事には、アカモク入り彩り冷奴のレシピが紹介されていました。



海藻パワーで夏を乗り切る

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コーヒーと健康

2016-04-25

コーヒーと健康
コーヒーと健康テレビテキスト NHKためしてガッテンの2016年春号に、「ご長寿コーヒーの楽しみ方」 という記事が載っていました。国立がん研究センターを中心としたチームが、全国各地に住む、40〜69歳の男女約9万人(がんや循環器疾患になっていない 人)を20年近くにわたり追跡した結果をもとに、習慣的にコーヒーを飲むと死亡リスクがどう変わるかを研究したそうです。結果は、コーヒーを 「1日3〜4杯飲む」 と答えた人は、 「1杯未満(ほとんど飲まない)」 と答えた人に比べ、心疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患で死ぬ危険性が約4割も低いことが明らかになりました。コーヒーを飲むことが動脈硬化の予防につながる のはなぜかについて、日本大学 講師の近藤晴美さんは、こう解説していました。 「血管壁に入り込んだコレステロールは、体内のお掃除屋さんであるマクロファージが食べてくれて、きれいに掃除してくれる。しかし、コレステロールを食べ 過ぎると、マクロファージは元気がなく
なってしまう。ここでコーヒーを飲むとコーヒーのフェルラ酸が血管内にやってきて、弱ったマクロファージを 元気にしてくれて、コレステロールを処理する力が高まる」 ということです。コーヒーには、他にもさまざまな健康効果があることがわかっています。コーヒーを飲む習慣が2型糖尿病の予防に役立つ、コーヒーのカフェ インが認知症予防に効果がある、アルコール性肝機能障害の指標であるγ-GTPの数値がコーヒーを飲むと下がるといった健康効果です。国立がん研 究センターンの研究では、コーヒーを飲むとがん以外の死亡リスクは確実に減るという結果になりましたが、全日本コーヒー協会のホームページには、 1日4杯ぐらいにして、おいしいからと言って、くれぐれも飲み過ぎないようにという文章も載っていました。



コーヒーと健康



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アルツハイマーは脳の糖尿病だった

2015-01-16

アルツハイマーは脳の糖尿病だった
アルツハイマーは脳の糖尿病だった食べすぎや運動不足など生活習慣の乱れによって起こる?型糖尿病。?型糖尿病はメタボになった結果、内臓脂肪が蓄積し、血糖値を下げるインスリ ンホルモンが効きにくくなることで発症します。
脳の病気であるアルツハイマー病も?型糖尿病を引き起こす生活習慣と同じ要因によって起こるということが最新の研究で明らかになってきたそうで す。

では、どうすれば?型糖尿病を防げて、アルツハイマー病にもならないか?大阪大学大学院医学研究科の森下竜一教授が最新医学の裏づけをもとに、誰 もが実践しやすい形で紹介したのが「アルツハイマーは脳の糖尿病だった」という本です。2015年1月15日に出版されました。第6章には年代別 で気をつけたい生活習慣が載っています。

アルツハイマーは脳の糖尿病だった

147ページには、糖尿病にならないようにするには、歯磨きなどを励行して、口腔ケアを心がけることも大切だと書かれていました。

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認知症7大リスク

2014-08-23

認知症7大リスク
認知症7大リスク認知症予防のカギを握るのは、食や運動だけではないとして、いま国内外の研究で明らかになりつつある認知症の7つのリスクについて解説した記事 を週刊朝日の2014年8月22日号が載せていました。

1.糖尿病になると血管に障害が起きやすく、脳に十分な栄養や酸素がいかなくなる。また高血糖による酸化ストレスが脳の神経細胞にダメージを与え ると九州大学病院の糖尿病内科の園田紀之医師が解説しています。
2.高血圧は動脈硬化を進行させ、脳の血管を詰まらせたり、出血させたりする。血圧が高い人のほうが脳に萎縮などの変化をきたしていると秋田県立 脳血管研究センターの長田乾部長は言っています。
3.認知症とうつ病に詳しい順天堂東京江東高齢者医療センターの井関栄三教授は、海外の研究を根拠に、高齢者のうつ病は認知症の予備軍だとみてい ますと言い切っています。
4.認知症は「歯の健康」とも大きなかかわりがあります。千葉大学予防医学センターの近藤克則教授らが実施した4年間の追跡調査で「自身の歯を 失った後、入れ歯など義歯を使わずそのままにしている人は、歯が20本以上残っている人に比べ、認知症の発症リスクが1.9倍高かった」という報 告が世界に先駆けて出たそうです。
5.大量の飲酒は、脳の萎縮や脳血管障害を高い割合で引き起こし、認知症の発症リスクを高める可能性があると杏林大学医学部高齢医学の松井敏史准 教授は言っています。
6.1988年に健康診断を受けた高齢者約700人を「喫煙」「過去に喫煙」「非喫煙」の3つに分けて、15年にわたって追跡した久山町研究(九 州大学大学院環境医学が主導)によれば、この間、約200人が認知症になったが、喫煙者は非喫煙者に比べて、認知症の発症リスクは2倍だったそう です。
7.東京共済病院の桑名信匡院長は、交通事故などによる頭部外傷の経験がある人は、一般の人よりアルツハイマー型認知症の発症リスクが高まると 言っています。


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運動不足「〜しながら」解消

2014-06-29

運動不足「〜しながら」解消
運動不足「〜しながら」解消忙しくて時間がとれなかったり、三日坊主になってしまったりして、運動不足を実感している人は少なくないと思います。
2014年6月28日の日経新聞には、普段の生活の中で、運動不足を解消できる「○○しながら運動」が紹介されていました。

まず、運動不足は
1.糖尿病、心筋梗塞、脳卒中などの生活習慣病にかかりやすくなる。
2.日常生活に必要な運動機能の低下を招き、転倒や骨折をきっかけに要介護状態になるリスクが上昇する。
3.うつ病や認知症といった脳や神経の問題も引き起こす。
といった健康に関わる3つの問題につながっていると書いてありました。
これらの問題を抱えていると、介護を必要をせずに日常生活ができる「健康寿命」が縮む恐れがあります。

そこで、国立健康・栄養研究所 健康増進研究部長の宮地元彦さんは、「プラス・テン」という考え方を提唱しています。プラス・テンとは、日々の生活の中で、今より1日10分だけ、体を動 かすことをプラスしようという考え方です。
10分連続で体を動かす必要はなく、1分、2分と小刻みにやって1日の合計が10分になればいいそうです。いつもより歩幅をかかとひとつ分、 5〜7センチ広げてさっそうと歩くことや背筋を伸ばし一歩大きく踏み出して掃除機をかけることなどが記事の中で紹介されていました。
一つ一つの運動量はわずかでも、1週間、1年単位でみると大きな効果につながるので、どんな生活の人でも発想次第で、運動不足は解消できるのだそ うです。

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身につけよう よくかむ習慣

2014-05-04

身につけよう よくかむ習慣
身につけよう よくかむ習慣2014年5月3日付の日経新聞に “身につけよう よくかむ習慣” という記事が掲載されています。記事には、子どもの頃につけたしっかりかむ習慣は、年齢を重ねてからの生活にいい影響を与えるかもしれないと書かれていま した。
成人になると、よくかむことは生活習慣病の予防との関わりでも軽視できなくなるからです。

「成人は、歯の組織が未成熟な子どもや唾液の量が少なくなる高齢者に比べて虫歯になりにくい。だから口の中の環境やしっかりかむことの意識が薄れ がちになる。
しかし、この時期の取り組みが高齢になった時に、残る歯の数や糖尿病にかかるリスクに差をもたらす」と東京医科歯科大学の水口俊介教授は指摘して います。

高齢者はさらにかむことの効果が大きくなります。2分間ガムをかんで記憶力に関する調査を神奈川歯科大学などの研究チームが実施したところ、60 歳〜76歳の高齢者では約2割で記憶力が顕著に上がったそうです。
日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック院長の菊谷武教授は、「高齢者になるとかむ力が衰えるが、巧みに口の中を動かせるかが、より大 事」だと述べています。

かむことは咀嚼(そしゃく)という口全体の運動の一部。かんだ食べ物に舌をからめたり、頬を動かしたりしながら食べ物を口の中でまぜるなどの一連 の動きを高齢になるほど、なめらかにできるかがポイントになるからだそうです。
まずは自分の咀嚼能力やどういった部分が衰えているかを知った上で、家でも舌や頬を動かすトレーニングをすることを菊谷教授はすすめていました。

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糖尿病と歯周病との深い関連

2014-03-21

糖尿病と歯周病との深い関連
糖尿病と歯周病との深い関連30年以上前から糖尿病の治療を続けていて、数年前に歯周病の手術を受けた札幌市の女性(64歳)は、「2つの病気の関係をもっと早く知りた かった。歯周病で命を落とすことはないと思う人が多いかもしれないが、侮らないでほしい」と話していました。
これは、2014年3月20日の毎日新聞の “歯周病 糖尿病と深い関連” という記事の中で紹介されていたものです。

歯周病は、歯と歯肉の境目の歯垢にすみついた細菌が歯肉に炎症を引き起こし、やがて、歯を支えている骨が溶けていく病気です。
北海道大学病院歯科の菅谷勉准教授は「歯垢1?中の細菌数は1億〜2億個と大便と同じレベル。ある研究によると深さ5ミリの歯周ポケット(歯と歯 茎のすき間)が28本の歯全部にあると総面積は、手のひらほどの広さになる。皮がむけた手のひらに大便を塗っているような無防備な状態だ」と記事 の中で指摘しています。

これらの歯周病の原因菌が血管に入ると血糖値をコントロールするインスリンの働きを悪くする物質が白血球から作られて、それによってインスリンが 働きにくくなれば、正常な血糖値を維持することは難しいと書かれていました。

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歯科治療の凄い技術

2014-03-02

歯科治療の凄い技術
歯科治療の凄い技術週刊現代2014年3月8日号に “最新版 歯科治療の凄い技術” という特集が載っていました。凄い技術として紹介されていたのは、「エムドゲイン療法」「バイオ・リジェネレーション」と呼ばれる歯周組織再生療法です。

歯周病によって失われた歯槽骨(歯を支える骨)や歯肉などの歯周組織をよみがえらせるゲルを塗布する治療で、東京医科歯科大学歯学部付属病院など で行なわれています。
マイクロスコープを使った根管治療も紹介されていました。むし歯が悪化すると、歯の根管にある歯髄まで取り除かなくてはならないが、マイクロス コープによって最大約20倍まで根管の入り口を拡大できるようになり、根管治療は飛躍的に進歩したと日本大学歯学部の辻本恭久教授は語っていまし た。

鶴見大学歯学部の花田信弘教授が開発したスリーディーエスという口腔ケアも取り上げられていました。歯周病菌は、糖尿病やアルツハイマー病を悪化 させるとも言われており、その予防にもなるスリーディーエスは画期的な口腔ケアだと花田教授はいっています。
スリーディーエスは殺菌消毒剤を入れたマウスピースを上下の歯に5〜10分はめておくだけの予防方法で、これを毎日続けることによって除菌が可能 になるそうです。最期まで自分の歯で暮らせるよう、最新歯科治療は驚くほどの進化を続けています。


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健康の入り口は歯

2014-02-17

健康の入り口は歯
健康の入り口は歯2014年2月16日(日)に 「駆け込みドクター」 という番組が “健康の入り口は歯” というテーマで放送されました。
循環器科と消化器内科と内科の医師と歯科医師3名が専門家の立場から、歯が健康に及ぼす影響について解説していました。

循環器科の池谷医師は、歯周病は2型糖尿病の合併症の一つといわれていて、糖尿病があると歯周病が悪化しやすいと以前からいわれていた。しかし近 年は、歯周病があると2型糖尿病の発症のリスクを高め、糖尿病の症状を悪化させることがわかってきたとコメントしていました。

健康の入り口は歯また消化器内科の大竹医師は、食道がんは歯周病と関連があるという研究データがあって、食道がんの細胞から多くの歯周病菌が確認されていると 語っていました。すい臓がん、腎臓がん、肺がん、血液のがんと歯周病との関連を示す男性のみの研究データもあるそうです。
内科の森田医師は、高齢者は喉の働きがうまくいっていないことが多いので、口の中の汚れが気管とか肺に入って誤嚥性肺炎をおこしてしまう。それが 死亡原因にならないよう口の中はきれいにしておいた方がいい。特にお年寄りの口腔ケアは大切だと訴えていました。

“健康の入り口は歯だ” ということを内科などの先生たちが言い始めていることが注目に値します。


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歯周病は万病のもと

2013-11-09

歯周病は万病のもと
歯周病は万病のもと2013年11月9日の日経新聞に、『歯周病は万病のもと』と題した記事が載っていました。

自覚症状がほとんどなく、気づかないうちに進行する歯の病気「歯周病」は、放っておくと全身にさまざまな影響を及ぼすことがわかってきているの で、歯茎に違和感を覚えたら、まずは歯科医院を受診し、日ごろのケアの指導を受けることが大切だと書かれていました。

歯と歯茎の境目の溝のことを歯周ポケットといいますが、その中に歯周病菌が潜んでいます。
そして炎症を起こしたところから歯周病菌やその毒素が血流にのって運ばれるために全身へ影響を及ぼすのです。
歯周病に関係する病気として、高血圧や高脂血症、糖尿病、脳梗塞、心筋梗塞、骨粗しょう症などが挙げられています。こうした病気のリスクを抑える ためにも、早めの歯周病対策が大切で、歯科医院での定期チェックで歯周ポケットの中のプラーク(歯垢)や歯に付着した歯石を除去してもらうことを 記事の中ですすめていました。

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