口呼吸を防ぐ
2015-03-29
口の中では、唾液が自然に分泌されます。唾液には、口の中の細菌やウィルスなどが繁殖するのを防ぐ作用があります。
唾液がたくさん出ていれば風邪やインフルエンザなどの感染症だけではなく、歯周病や虫歯、口臭などの予防効果が期待できます。そんな記事を 2015年3月28日の朝日新聞が載せていました。
口呼吸をすると、口の中が乾いて、唾液がなくなる「ドライマウス」になりやすくなり、海外の疫学調査などをもとに推計すると、日本人の約800万 人がドライマウスとみられているそうです。
口呼吸になるのは、口の周りや舌の筋力が足りないことが主な原因です。口呼吸になりやすいかどうかは、口を閉じた状態の舌の位置で確認できます。 舌が上あごにしっかり付いているのが正常な位置で、口は自然と閉じます。一方、舌が下がって前歯の裏にあると口が開いて口呼吸になりやすい状態だ と書かれていました。記事の中で紹介されていた口呼吸のチェックリストは次のとおりです。
内科医の今井一彰先生が考案した口のまわりの筋肉を鍛える顔の体操に「あいうべ体操」があります。また日本口腔外科学会のウェブサイトでは、口の 乾燥に伴う病気の特徴やトラブルの対処法などがわかります。(http://www.jsoms.or.jp/public/)
配信 Willmake143
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