Posts Tagged ‘唾液’
ドライマウス
NHKテレビテキスト きょうの健康の2015年6月号に、ドライマウスについての記事が載っていました。鶴見大学歯学部の斎藤一郎教授が解説しています。
中高年を中心に、ドライマウスの専門外来を受診する人が、増えており、“ドライマウスは現代病” ともいわれているそうです。
ドライマウスとは、さまざまな原因によって、唾液の分泌量が減り、“口の中が乾燥した状態” になることで口腔乾燥症とも呼ばれています。
ドライマウスには、日頃あまり意識していない「唾液」と生活習慣が大きく関わっていることがわかってきたと書かれていました。唾液の働きは、次の とおりです。


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口から食べられない生活を想像できますか?
2014年7月22日に出版された、長生きは「唾液」で決まる!という本には「口や咽の麻痺のため、自力で食べることができない(摂食機能障害 と呼ばれます)ならば、点滴や経鼻経管栄養で生き永らえればよい、という時代がかつてありました。しかし、今はもはや、そういう時代ではありません。現代は、いかに生きるかが重要な時代です」と書かれています。
手足のリハビリをするように、口や咽もリハビリをして、もう一回口から食べられるようになってもらうお手伝いをしたい。そういう願いを胸に、摂食 嚥下リハビリテーションに取組んでいる著者は、日本大学歯学部摂食機能療法学講座教授の植田耕一郎さんです。
口や咽がまひしたら、仮に歯が28本きれいに残っていたとしても、食べ物を噛むことは難しくなり、飲み込んだものは誤って気管に入ってしまう。
これは、著者が1990年5月に墨田区にある都心型リハビリテーション専門病院に勤務し始めた頃の歯科界の常識を覆すような、想定外の現実だった そうです。
そこで、リハビリテーション科の医師、理学療法士、作業療法士、歯科衛生士、看護師、薬剤師、管理栄養士さん達と協力しながら、こうした歯科の現 状を変えようと取組んでいった中で、「口」ストレッチが生まれました。
本書で紹介されている「口」ストレッチは、脳卒中の患者さんを対象に、口や咽の機能を回復するリハビリテーションを行う際のトレーニングとして、 25年前から実施し、リハビリ関連の専門書で発表されてきたものです。
ところが最近は、アンチエイジングという観点から「表情筋トレーニング」「美顔の作り方」「老化予防運動」といった扱いもされているとのことで す。
口や咽の機能回復と全身の健康状態は密接に関係していますので、今回、一般向けの書籍としては始めて、公開された「口」ストレッチを参考にしてみ て下さい。
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美と健康の秘薬「唾液」
婦人公論の2014年5月7日号が「40代から体の衰えをストップできる人、できない人」を特集していました。
特集には、先のことと思っていても、老化は知らずにしのび寄っているので、老化を左右する「脳」と「口」と「血管」の3つのパーツに目を向けて、 立て直しましょうと書いてありました。口の項目を担当しているのは、鶴見大学歯学部の斎藤一郎教授です。
口は老化が出やすい場所であり、なおかつ全身の健康とも直結しているので、「噛む筋力」と「唾液力」をアップさせることをすすめています。
筋力の低下で噛む力が弱まり、唾液の分泌量が減少すると唾液の4つの大切なはたらきが低下するからです。
①口に入れた食べ物の栄養を分解し吸収を高めるはたらき。
②口内や食道の粘膜が傷つくのを防ぎ、傷を修復してくれるはたらき。
③細胞を酸化させて老化を進め、がんの原因にもなりうる「活性酸素」を退治するはたらき。
④唾液中のEGFという成分が肌や髪の毛などの再生能力を引き上げるはたらき。
この4つのはたらきをもつ唾液は、健康に欠かせない“若さの秘薬” なのだと斎藤一郎教授は言っています。
健康な人は、1日に約1.5ℓの唾液が分泌されているそうです。特集記事の見出しにはこう書かれていました。美と健康の秘薬「唾液」をたくさん出 しましょう。
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味覚障害
味の基本は甘味、塩味、酸味、苦味、うま味の5つです。しかし、最近こうした味を正常に感じられない味覚障害の日本人が増えていることが週刊朝 日2014年3月21日号の中で紹介されていました。
味覚障害の主な原因は、亜鉛不足と持病薬の副作用だそうです。口の中で食べものから味を取り込んでいる味細胞は、亜鉛が不足すると機能が落ち、味 を感じにくくなってしまいます。
亜鉛の必要量は成人男性で1日12ミリグラム、女性は9ミリグラム。通常の食事でおおむね摂取できる量ですが、極端なダイエットやインスタント食 品、加工食品ばかりの偏った食生活では不足してしまうと書かれていました。
降圧薬や糖尿病薬、抗うつ薬などの中には、副作用で亜鉛不足を起こす薬があり、持病で薬を飲んでいる人は、注意が必要だとも書かれていました。
唾液は食べものを溶かして味覚物質を味細胞に運ぶ役割を担っています。しかし、唾液の分泌が少なければなかなか味細胞に到達できず、味を感じにく くなります。
東京歯科大学千葉病院の味覚異常外来の井上孝教授は唾液分泌を促すマッサージとよく噛むことを勧めていました。
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ドライマウス
口のなかが渇いていると感じる「ドライマウス」と呼ばれる症状を抱える人は、全国に800万人いるそうで、軽く考えない方がいいと2013年 11月9日の朝日新聞が伝えていました。
ドライマウスは口のなかの唾液が減った状態で、口のなかの唾液が少なくなると、ものをかみ砕いたり、のみ込んだりしにくくなる。食事がとりづらく なれば、体重が減っていき体調を壊すといったケースは珍しくないと記事には書かれていました。
高齢者にドライマウスが多いのは、薬の副作用の場合もあるので、「主治医と相談し、いまの健康状態に合わせ、薬を整理してみてほしい」と九州歯科 大の柿木保明教授(老年障害者歯科学)は語っています。
また東北大学の笹野高嗣教授(口腔診断学)は唾液の分泌を促すために、よくかんで食事をすることや耳たぶの下からあごの下あたりをマッサージする ことに加えて、薄めの昆布茶を飲むことをすすめています。
昆布茶には「うまみ」の成分、グルタミン酸が豊富に含まれていて、このうまみは酸味より唾液が分泌される時間が長く続くため効果が高いそうです。
塩分の取りすぎを避けるため、昆布茶を通常より3倍ほどに薄めるといいと書かれていました。
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唾液の力
2013年8月10日の日経新聞の “健康生活” 欄に、唾液の力と題した文章が載っていました。書いたのは国立病院機構東京医療センター歯科口腔外科医長の大鶴洋さんです。
普段、唾液の役割など何も考えずに生活していても、唾液の分泌が減って口の中が乾いた時は、食事が飲み込みづらいなどの不自由を感じてしまいま す。
無意識のうちに分泌される唾液には、かみ砕く、飲み込む、発音などの口腔の機能を活性化する湿潤作用、食物を軟らかくする作用、消化作用、粘膜を 保護する作用、口の中を洗浄する作用などの潤滑剤のような働きと、虫歯の発生を防ぐ作用、歯を保護する作用、口腔内を感染から守る抗菌作用、歯の 再石灰化作用、粘膜の傷の修復を助ける作用などの大切な役割があると書かれていました。
このような様々な唾液の働きのすべてを人工的に満たすことは、いまだにできていないそうです。
唾液の役割を意識しつつ、普段から食事に時間をかけて、よくかんだり、丸のみせずにもぐもぐと口を動かしたりすることを心がけて下さい。
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えん下障害
NHKテレビテキスト・きょうの健康2013年8月号に、“えん下障害”のことが取り上げられていました。
食べ物や飲み物、唾液などを飲み込むと、口からのどを通って食道、胃へと送られます。
これを“えん下”といいますが、飲み込む過程のどこかに異常が生じ、うまく飲み込めなくなった状態のことを“えん下障害”と呼びます。
“えん下障害”の原因には脳梗塞やパーキンソン病などの病気や歯の問題があります。歯が抜けていたり、入れ歯が合わなかったりすると、食べ物をう まく咀嚼できなくなるので、えん下障害が生じやすくなります。
えん下障害あると、誤嚥性肺炎、窒息、低栄養、脱水、食べる楽しみの喪失が起こりやすくなるので、ものを食べる時の座る位置や角度、頭の傾きなど に気をつけたり、専用の器具で口の粘膜や舌、歯の汚れを取り除いたりして誤えんを防いでほしいと書かれていました。
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危険な口の中のトラブル
2013年夏号の “みんなの家庭医学” の特集のひとつに、口の中の病に注意!というのがありました。危険な口の中のトラブルとして4つがとりあげられています。
1つ目は、歯周病で、歯周病と糖尿病は、相互に悪影響を与えて病状が悪化していくと考えられていると書かれていました。歯周病の治療を行っても症 状の改善が見られない場合は糖尿病の検査をすすめています。
2つ目は、過度のストレスや薬の副作用などで自律神経が乱れて唾液の分泌に異常が生じ、唾液量が著しく低下するドライマウスです。食生活を見直し て、咀嚼回数を増やし、唾液腺を刺激することが日常的にできる改善策だと紹介されていました。
3つ目は、この30年間で患者数が約3倍以上に増加している舌がんでした。増加の一因として注目されているのが “悪い歯並び” だそうです。
最後の4つ目は、2週間以上たっても治らない、病変がいつもより大きい、形や色がいつもとは異なる口内炎です。体のどこかの病気が口内炎として発 生する可能性があるので、日頃から口腔内のチェックを習慣化しましょうと書かれていました。
配信 Willmake143
噛むトレーニング
新人の頃、ハリウッドスターは男優女優を問わず、歯をものすごく大切にすると聞かされていた女優の竹下景子さん。だから歯や口元はすごく大事だという意識が常にあり、もう30年近く、今では家族全員で通っている歯医者さんは自分の口の変化を見守ってくれる心 強い存在だそうです。
週刊文春2013年3月28日号に載った日本歯科医師会の大久保会長との対談の中でそう語っています。
舞台や撮影などの日中のストレスが寝ている時にもそのまま持続して、歯を食いしばったり、歯ぎしりをしたりしてしまうと、歯がすり減ったり、まわ りの骨が吸収される場合もあり、常に経過を見続けている歯科医師がいれば、その変化にすぐ気づき、早い時期に処置ができるので、かかりつけの歯科 医を持っているということは非常に大事なことですと大久保会長が応えています。
母親でもある竹下さんは、歯をちゃんと使えばあごも丈夫になるし、あごをちゃんと使えば唾液もいっぱい出て、病気になりにくくなるんだと聞いてい たので子供が小さい頃は割合と意識して、硬いものやいろんな味のものを食べさせるようにしていたと言っています。
その心がけが子供の噛む能力を高めることにつながっています。
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長生きを楽しむ
101歳にしてしなやかに活躍中の聖路加国際病院理事長の日野原重明先生が元気の秘訣を本に書かれています。本のタイトルは、“長寿の道しるべ”で中央公論新社から2013年3月25日に出版されました。
その本の中で日野原先生は、日本人の死因第3位におどり出た肺炎を予防するために、高齢者はとくに口を清潔に保つことが大切だと言っています。
それは口腔内で繁殖した病原性の強い細菌を唾液と一緒に飲み込むことによっても肺炎が発生してしまうからです。
寝たきりになると免疫機能が低下しているため、肺炎菌に対しての抵抗力も下がっているので注意が必要です。他にも日野原先生は、国民病ともいわれ る糖尿病の6番目の合併症である歯周病治療の大切さや口から食べることの大切さをしっかりと書かれていて、内科医である日野原先生の口腔ケアに対 する深い認識に驚かされます。
「衛生」という言葉には「生をまもる」という深い意味があるという文章に出会える本です。
配信 Willmake143
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