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75歳で変わる病気の常識

2018-06-10

75歳で変わる病気の常識
75歳で変わる病気の常識古い常識を捨てて、「75歳」前後を境に変わる病気のリスクを知り、考え方を変えることが健康長寿の秘訣だという内容の記事を週刊朝日2018年6月8日号が掲載していました。

2017年に日本老年学会・日本老年医学会は、75歳以上を「高齢者」、65歳以上74歳以下を「准高齢者」とする新たな定義を提言しました。
これまで、高齢者は65歳以上とされてきましたが、同学会は、多くの科学的なデータをもとに検証。現在の高齢者は10年前に比べ、身体の働きや知的能力が5〜10歳は若返っていると判断したそうです。

加齢とともに身体機能は直線的に落ちていくと思われがちですが、実際は段階的にガクッと落ちていきます。そこに節目(境目)があるのだそうです。
高齢者は個人差が大きく一律には言えませんが、その節目が「75歳」だということです。
健康と要介護の中間で、加齢に伴い心身の活力が低下し、ストレスも重なって生活機能が障害されて要介護や死亡に陥りやすい状態を「フレイル」といいます。
健康の度合いにばらつきがある75歳以上の人をフレイルという観点で見ることにより、治療成績、薬物の有害作用、予後等を予測できるといわれています。

それでは高齢者はどんな生活をしたらいいのでしょうか?顕著に変化が出るのは、食事だと書いてありました。
若いころは、肥満、メタボリックシンドロームは健康を損なうリスクとして摂生を求められていたのに、高齢者になると逆に「低栄養による体重減少に注意しましょう」と大きく転換します。
高齢者の低栄養はサルコぺニアにつながり、筋力低下・身体機能低下を誘導し、活動度や消費エネルギーの減少、食欲低下をもたらします。
東京都健康長寿医療センターの折茂肇名誉院長は「高齢者のからだの機能は、すべて衰えています。個々の臓器の病気にこだわりすぎず、総合的に見て病気があったとしても元気で日常生活ができればいいという意識・考え方に変えていくのがいいでしょう」と述べています。
人生100年時代と呼ばれる時代。高齢者の健康や病気についての考え方が、大きな転換期を迎えつつあります。


75歳で変わる病気の常識

配信 Willmake143

血管力で心臓・脳を守る

2018-03-11

血管力で心臓・脳を守る
血管力で心臓・脳を守る血管力を高め、心臓と脳を守る7カ条が週刊朝日2018年3月16日号で紹介されていました。
日本人の死亡原因のトップはがんですが、2位の心疾患、4位の脳血管疾患、9位の大動脈瘤・大動脈解離など、「血管」が原因で引き起こされる病気が上位を占めます。

循環器疾患が専門の河野宏明医師(熊本大学大学院生命科学研究部教授)は 「すべての臓器や組織は、酸素や栄養がなければ働くことができません。こうしたエネルギーを血流に乗せて届けてくれているのが 「血管」 です。
血管にトラブルが起これば、つながっている多くの臓器の機能にまで影響を及ぼすことになる。とくに心臓や脳、肺といった命にかかわる臓器への影響は深刻です」と話しています。
血管の2大トラブルは「詰まり」と「破裂」です。血管は酸素や栄養を臓器や組織に送り届ける動脈と、各所の老廃物を回収して心臓にもどってくる静脈の大きく二つのルートに分けられます。

動脈が詰まると、その先の臓器は “兵糧攻め” にあって働きが弱まり、やがて死滅するのです。心臓に向かう動脈が詰まる心筋梗塞はその代表格。
一方、脳に向かう血管が詰まれば、脳梗塞を発症します。脳に向かう血管が破裂すれば、脳出血やくも膜下出血を発症します。
やっかいなことに、動脈硬化はほとんど自覚症状がないまま静かに進行します。そして危険因子が加わると加速してしまうので、河野教授は、留意すべき7カ条を挙げていました。


血管力で心臓・脳を守る

配信 Willmake143

高齢の “痩せ” は危険だらけ

2018-02-11

高齢の “痩せ” は危険だらけ
高齢の “痩せ” は危険だらけ生活習慣病を発症する諸悪の根源として、冷たい視線にさらされてきたメタボですが、標準よりちょっと “お太りさま” の方が、実は健康で長生きできるというデータもあると週刊朝日2018年2月9日号が伝えています。


高齢の “痩せ” は危険だらけ長年、健康診断のデータを分析してきた東海大学名誉教授・大櫛陽一先生は 「ちょっとメタボ気味で、小太りの人が一番死亡率は低いのです。むしろ、痩せると、がんや呼吸器(肺炎)、心疾患(心筋梗塞など)の死亡率が高くなります。特にがん細胞はエネルギーを消費するので、栄養状態が悪く、痩せている人は早く体力が奪われる。がんに対する抵抗力は、小太りの人のほうがあるのです」 と説明しています。

今、身体機能だけでなく、心理面や社会活動が低下した 「フレイル」 という状態が懸念されています。



高齢の “痩せ” は危険だらけ最近になって、従来にはなかった 「メタボ」 と「フレイル」 の健康余命を分析した調査結果が注目されています。昨年10月、東京都健康長寿医療センター研究所が発表したもので、65歳以上の高齢者約1500人を平均7年間追跡調査しています。
研究チームの北村明彦・同センター研究部長は 「高齢者に限って言えば、メタボよりフレイルの方が深刻な影響を及ぼしています。さらに驚いたのは、75歳以上の後期高齢者より、前期高齢者のほうがフレイルの影響が大きかったのです。

前期高齢者は現在の特定健診に含まれていますから、メタボよりフレイルになっている人の保健指導を行う重要性が明らかになりました」と説明しています。
痩せて栄養不足になると全身的に衰え、抵抗力が低下する。筋肉の衰えを防ぐために筋トレやウォーキングなどの運動と、食事もしっかり10品目とることを推奨しています。
「特に若い女性が心配です。現在の20代30代の女性は無理なダイエットをして、栄養状態の悪かった戦後間もないころよりBMIが低下しているのが実情です。
かなりの人が中高年になってフレイルになる恐れがあります」 と北村部長はいっています。とはいえ、BMI30を超えてしまっては生活習慣病リスクが確実に高まるのでご用心。

配信 Willmake143

高齢者は入院で “悪化” する

2017-11-06

高齢者は入院で “悪化” する
高齢者は入院で “悪化” する入院することで、寝たきりになる、認知症が進む、骨粗鬆症になる、心臓や肺の機能が弱る、介護度が上がるなど、高齢者の場合、元気になるはずの 入院で、起こってしまうさまざまなトラブルを週刊朝日の2017年10月6日号が紹介していました。
東大病院で物忘れ外来などを担当した後、現在は認知症やがんなどの病気を専門とする、外来や訪問診療を行っているふくろうクリニック等々力院長の 山口潔先生によれば、上記のようなことを 「老年医学の世界では “入院関連機能障害” と呼び、問題視している」 そうです。
「入院関連機能障害は、入院のきっかけになった病気とは別に、入院によって新たに生じた機能障害のことです。
例えば、 “肺炎で入院した患者さんが、点滴治療を受けて安静にしていたところ、意識障害が起こったり、歩行困難な状態になったりして、退院後に介護が必要になっ た” という状態をいいます」


高齢者は入院で “悪化” するこの機能障害は70歳以上の入院患者の3人に1人にみられるという報告もあり、高齢者を診ている医師であれば、日常的に経験していると山口先生 はいっています。
こうした入院関連機能障害は、元気な高齢者には起こりにくく、余力が残っていない虚弱な高齢者で起こりやすいそうです。
山口先生の取材から週刊朝日編集部がまとめた入院関連機能障害危険因子は下記のとおりです。


高齢者は入院で “悪化” する

配信 Willmake143

ドライマウス

2017-05-27

ドライマウス
ドライマウス2017年5月26日号の週刊朝日の新・名医の最新治療のコーナーで、ドライマウスがとり上げられていました。
ドライマウスとは、唾液の量が減ることで口やのどが乾く状態のことをいいます。自覚症状で最も多いものは口やのどの渇きですが、次に多いのが 「口の中の痛み」 だと書いてありました。

鶴見大学病院口腔機能診療科の中川洋一先生は 「唾液には抗菌作用があり、口の中を潤すだけでなく、きれいにする役割もあります。唾液が減ると口腔内の自浄作用が低下し、雑菌が繁殖しやすくなるので す。とくに、カンジダ菌が増えると、口の中の粘膜に炎症が起こってピリピリとした痛みを感じ、口内炎もできやすくなります」 と解説していました。
同病院のドライマウス外来では、病気の既往歴や薬の服用の有無、生活習慣、ストレスなどについて問診し、口腔内の状態を観察するほか、唾液分泌量 の検査をおこない、痛みがある場合には、カンジダ菌の感染を調べる検査もおこなっているそうです。
しかし、ドライマウスはとても主観的な病気で、検査の数値だけで診断することは難しく、医師によっても見解が異なる病気です。
そこで、中川先生は、症状があって、患者さん自身が生活の中で気になったり、つらいと感じたりしている場合には、ドライマウスとして治療法を検討 していると書いてありました。

年齢とともに使用しない筋肉は衰えるため、口の周りの筋肉を鍛えることは口腔の機能維持に大切なことです。
「表情筋で笑顔をつくるだけで脳が幸福感を感じることが報告されている。すなわち、笑顔の表情をつくるだけで心理的にも作用することが科学的に証 明されつつあり、口の周りを鍛えるトレーニングは現代のストレス社会において口腔領域から実践するストレス解消法としても注目されている」と同大 の斎藤一郎教授は最近の論文の中で書いていました。


ドライマウス

配信 Willmake143

ドライアイ

2017-05-20

ドライアイ
ドライアイドライアイ研究会が診断基準を10年ぶりに改変したことを2017年5月19日号の週刊朝日が、新・名医の最新治療のコーナーで伝えていまし た。
涙は目の表面を均一に覆い、雑菌などから眼球を守っています。ものを正確に像として捉えられるのも涙が均一なおかげです。ドライアイは、その大事 な涙が不安定な状態のことをいいます。

ドライアイの推定患者数は1千万人以上。「エアコン、パソコン、コンタクトレンズが危険因子です。エアコンによる湿度の低下は涙の蒸発を促し、パ ソコンなどの作業はまばたきを減らすため涙が乾きやすくなります。さらにコンタクトレンズの装用も涙の蒸発量を増やします」と東京歯科大学市川総 合病院眼科教授の島?潤医師は言っていて、最近はドライアイの患者が幅広い層で増えているそうです。
以前は乾燥によって起こる目の表面の傷がなければドライアイと確定できませんでしたが、新基準では、傷の有無は無関係で、患者が訴える症状と BUT(涙液層破壊時間)と呼ばれる検査結果のみで診断が可能となったと記事には書いてありました。

BUTとは、まばたきしない目を開けた状態で、どれくらい涙が表面に保たれているかを見る検査のことで、5秒以内に涙の層の乱れが確認されると 「異常」と判定されます。
診断基準の改変の理由の一つは、いままで「ドライアイの疑い」と診断されてきた、目に傷はないがBUTが短いタイプに、つらい症状を抱える人が多 いことがわかってきたからだそうです。
「現代の環境は誰もがドライアイになっても不思議ではありません。症状は我慢しても決して治りません。ドライアイの裏にうつ病やリウマチなどの病 気が隠れていることもあるので、ぜひ眼科を受診してください。適切な治療を受ければ、多くの症状は軽減できます」 と京都府立医科大学病院の横井紀彦先生は呼びかけていました。


ドライアイ

配信 Willmake143

女性の尿漏れ

2017-03-11

女性の尿漏れ
女性の尿漏れ週刊朝日の2017年3月3日号が 「知って得する!新 名医の最新治療」 のコーナーで女性の尿漏れを取り上げていました。

女性の尿漏れは、腹圧性尿失禁と切迫性尿失禁の2つに大別されます。腹圧性尿失禁は、くしゃみやせき、運動、笑いなどおなかに力が入った瞬間に尿 漏れが起こります。
加齢によって、骨盤底筋群がゆるむことが主な原因ですが、閉経期に女性ホルモンの分泌が低下し、筋肉の張りが無くなることも一因と考えられるそう です。
日本泌尿器科学会専門医・指導医の関口由紀医師は骨盤底筋を鍛える運動として開発された 「ピフィラティス」 をすすめています。


女性の尿漏れ
ピフィラティスは、米国の婦人泌尿器科医師が提唱したもので、約100種のエクササイズの中から尿漏れに対して運動効果が高い10種をセレクトし たものです。
ピフィラティスは運動が苦手な人でもやりやすい半面、妊娠末期、人工股関節・膝関節、骨盤臓器脱などの人がやってはいけない動きも含まれています ので、注意が必要です。

切迫性尿失禁は、急に尿意を感じ、トイレに行くが、間に合わないなどの特徴があります。
膀胱の過活動や膀胱と脳の伝達をになう神経の働きの低下などが原因として考えられます。65歳あたりからは、腹圧性尿失禁よりも多くなるそうで す。

切迫性尿失禁には、抗コリン薬などの薬物療法が有効でしょうと埼玉医科大学病院泌尿器科の朝倉博孝医師は述べています。
抗コリン薬は、膀胱が脳に尿意を伝えるときの神経伝達をブロックして、頻尿や尿漏れを抑える薬です。
肥満や便秘も尿漏れの悪化要因。腹圧性尿失禁も切迫性尿失禁もともに、日常生活の見直しも大事だと記事の最後には書かれていました。


配信 Willmake143

薬の見直し

2016-09-17

薬の見直し
薬の見直し週刊朝日の2016年9月16日号に「多剤併用と副作用」と題した記事が載っていました。また2016年9月18日の日経新聞は、高齢者が服用 する薬を減らす取組みが広がってきていることを伝えていました。

厚生労働省の研究報告によれば、75歳以上の約3割が10種類以上の薬を飲んでいて、それによって、意識障害や低血糖、肝機能障害、ふらつき、転 倒などといった副作用の症状がみられるそうです。
薬の副作用は、高齢者の体の弱っている機能をより悪化させ、寝たきりなどにつながることもあり、近年では、減薬を含めた薬の見直しがすすめられて いると週刊朝日の記事には書いてありました。


薬の見直し


薬の見直し
薬の種類と飲む回数を減らせば、患者本人も家族も管理が簡単になり、飲み忘れがきっかけで起こる 「薬の効きすぎ」 を防ぐことができます。
ただ、東京大学病院老年病科の秋下雅弘先生は「高齢者がからだの不調すべてを取り除こうとすると、どんどん薬が増えてしまいます。しかし、医師に 無断で薬をやめるのは、別の副作用が表れる可能性があるため、厳禁です」 といっています。最近では、高齢者が多剤併用にならないようにサポートする調剤薬局も増えてきています。


配信 Willmake143

もち麦ダイエット

2016-06-04

もち麦ダイエット
もち麦ダイエット週刊朝日2016年6月3日号が “もち麦ダイエット” の紹介記事を載せていました。今の主流ともいえる「糖質オフ」 や 「炭水化物抜き」 とは真逆の発想で、主食である炭水化物をしっかりとりながらも体重を落とすというダイエット法で最近、メディアでも注目を集めているそうです。

もち麦とは大麦の一種です。米にも 「うるち米」 と 「もち米」 があるように、大麦にも 「うるち性」 と 「もち性」 があります。うるち性の大麦で一般的なのが、麦とろご飯でおなじみの 「押し麦」 。もち性にあたるのが、もち麦です。
もち麦ダイエットとは、普段食べている白米に、もち麦をプラスするだけのお手軽なものです。お薦めの食べ方は、最も取り入れやすいのが3割(もち 麦50グラムに対し、米1合・150グラム)をもち麦にするもち麦ご飯だと書いてありました。
朝と夜の1日2食をもち麦ご飯に置き換えて、3か月間続けると効果があらわれると大妻女子大学家政学部の青江誠一郎教授は述べています。

もち麦に豊富に含まれる水溶性食物繊維は、糖質の消化・吸収をゆるやかにし、血糖値の急上昇を防ぐとともに、脂質の吸収を穏やかにする作用があり ます。
さらに、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌を増やす効果もあるため、腸内環境改善にも役立つそうです。記事の中で、青江教授監修の “もち麦ダイエットレシピ” という本が紹介されていました。

もち麦ダイエット

配信 Willmake143

認知症と間違いやすい病気

2015-12-12

認知症と間違いやすい病気
認知症と間違いやすい病気週刊朝日の2015年12月18日号に、認知症と間違いやすい病気についての記事が載っていました。

認知症のような症状がみられる 「せん妄」 や 「薬剤性認知障害」 は、どちらも高齢者に起きやすく、認知症との見極めが難しいため、 「認知症」 とみなされるケースが出てきているそうです。 「ぼーっとすることが増えた」 「急に攻撃的になる」 「気分の変動が激しい」 といった認知症と似た症状があっても、この2つの疾患は認知症とは異なり、原因を取り除くことで症状が治まることが特徴だと書いてありました。

せん妄の原因としては、高熱、肺炎、糖尿病といった体の疾患や、特定の薬の服用があげられます。特に高齢者に多くみられ、痛みやかゆみなどの身体 的なストレス、入院などの環境の変化や不安などの精神的ストレスがかかっている状態で生じやすいので、診断は丁寧な問診が基本だということです。
薬剤性認知障害は、アルツハイマー型認知症や血管性認知症といった認知機能の低下が避けられないものとは異なり、服用している薬剤を適切な量、処 方に調整することで症状が治まります。薬剤性認知障害を予防する方法について、患者自身も薬による体の変化を意識して、気になることがあったらす ぐ医師に相談する、どんな効果・副作用があるかを確認するなど、薬に対して関心を持つことが大切だと書かれていました。


認知症と間違いやすい病気


配信 Willmake143

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